2014年06月18日

5.6GHz帯トランスバーターの製作−5

先日、製作した5600MHz帯のトランスバーターですが、LO入力回路には
簡単な2逓倍回路も組み込んでいます。

前回の実験では、その回路はスルーしていたのですが、今回は実際に部品を実装して
実験してみました。

LOは2240MHz入力としてみました。

LO入力:2240MHz 13dBm(20mW)
IF入力:1280MHz 0dBm(1mW)

結果
出力:5760MHz 14.17dBm(25mW)
スプリアス強度:−45dBc以上

となりました。

2240mhz13bm-5760mhz-1280mhz0dbm2.gif
中心周波数:5760MHz スパン:3GHz

波形はトランスバーターユニットを直接見た波形ですので、実際の使用時にはBPFを
挿入します。



同じ回路で
LOは4480MHz入力としてみました。

LO入力:4480MHz −10dBm(0.1mW)
IF入力:1280MHz 0dBm(1mW)

結果
出力:5760MHz 14.5dBm(28mW)
スプリアス強度:−45dBc以上

となりました。

4480mhz-10dbm-5760mhz-1280mhz0dbm.gif
中心周波数:5760MHz スパン:3GHz

これも、実際の使用時にはBPFを挿入します。

トランスバーター基板にはチップのBPFを使用していますが、その特性上、高い周波数帯域でのスカート特性がなだらかで、あまり切れないようです。
その為にスプリアスが多く出ているように思えます。

14dBmを1W(30dBm)に増幅するには、増幅率は16dBです。
その時のスプリアスの最大強度は−15dBmとなりますので、新スプリアス法の50uWを
増幅してもクリアできます。でもフィルターは必要でしょう。

但し、パワーアンプの周波数特性も有るので、新スプリアス法の50uW以下に抑えるには
それ程問題は無いと思われます。(−43dBc以下)

4480MHz入力時にも、スプリアスは−45dBcなので、同様にクリアできます。

いずれにしても、近傍のスプリアスは無いので、簡単なBPFで除去することは簡易と思います。

4480MHz入力時には、入力レベルが−10dBmなので、実際に局発を製作するのも
とても楽でしょう。

また、2240MHz入力でも13dBm(10dBmでもOK)なので、これも局発の
製作は非常に楽です。

もう少し、実験を進めて行きたいと思います。


posted by 7L1WQG at 20:41| Comment(0) | トランスバーター
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