2014年07月24日

1200MHz帯・新型プリアンプの実験

新しいデバイスを使って、1200MHz帯のプリアンプ 製作してみました。

今まで製作したプリント基板型のプリアンプは再現性は良いのですが、NFはあまり良くあり
ません。
設計が悪いと言われればそうですが、調整が殆ど出来ないので、NFが1dB 以下であれば良しとしていました。

今回は、基板上に空中配線をして、プリアンプを製作してみました。
空中配線ではかなり試行錯誤しなければなりませんが、思ったより良い値がでました。
基板は従来の基板を使用していますが、定数は大幅に変えています。

NF測定については、NF計の表示値は信用できないことが多いので、今回は 慎重に測定してみました。
ノイズソースは新たに入手したAgilentの346Aが2本あるので両方で比較測定しました。
念のためにノイズソースとLNAの間に方向性結合器を挿入して、入力側の反射を吸収しています。

以前も記載しましたが、LNAプリアンプの入力側のSWRが悪化すると、NF計が良い値を表示することが有ります。

ネットアナ、スペアナを使って、発振等がないかも調べています。
(発振が有ると、NF計が良い値を表示してしまいます)

lna1200-3.jpg

何度か測定しましたが、表示は写真の様に良い値を示しています。
最良の時はNF:0.20の値が出ていました。

lna1200-1.jpg

TS790とSG(ATT内蔵)でCWモードで−140dBmの受信も問題なく出来ました。
SGのレベルを変化させても、スペアナ、TS790共にレベルがリニアに変化します。

NF計の値が本当に正しいかは解りませんが、今までのLNAよりは性能がかなり良さそうです。

lna1200-2.jpg
(左の黒いのは電波吸収材)

サンノイズ測定等で追試しなければ、本当の性能(能力)は解りませんが、当方では設備が無いので測定できていません。

使用デバイスはFHC40LG+GALI−S66です。

デバイスを含めて、空中配線ですので、再現性は良くないかもしれません。
ただし、色々と調整が出来るので、その点は良い所です。
posted by 7L1WQG at 15:53| Comment(0) | プリアンプ・LNA
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