2015年09月22日

1200MHz帯トランスバーターの製作-3


IF:144MHzとして設計を考えると、どうしても狭帯域のBPF
バンドパスフィルターが必要になります。
一般的にはキャビティタイプを使用しますが、どうしてもサイズが大きくなります。
業務用では、波長を短縮するためにセラミックを使ったキャビティタイプのBPFもあります。
しかし、アマチュア的には入手は難しく、価格も高価です。

今回は基板のパターンで比較的狭帯域のBPFの設計をしてみました。

実験に使用したのは、1200MHzのLNAに使っているBPF部分です。
このBPFは通過損失を少なくするために、かなりブロードで設計していますので、今回は特性重視で実験してみます。

まずはBPFのモノポールの離隔を大きく取り、帯域を狭くします。
調整した所、通過損失が2.5〜3dBで狭帯域化出来ました。
しかしLo周波数の減衰が15dB程度しかなく、まだ不順分です。

そこで、トラップフィルターをBPFと一緒に結合させることにしました。
その結果、満足は得られるレベルまで減衰させる事ができました。
トラップフィルターは急峻で、基本周波数にあまり影響が無いようにしました。

LNA基板の一部を利用して、色々とカットしています。

trv1200-144m-3.jpg

ネットワークアナライザーで測定した結果です。

trv1200-144m-2.jpg

最終的には1280MHz、1295MHzでの通過損失は約1.6dB
1150MHzの通過損失は39dB
1005MHzの通過損失は37dBとなりました。
2GHz帯での通過損失は約30dBですが、LPFを挿入するので、問題は無いと思います。

この結果を元に、1200MHz帯のトランスバーターの設計をしてみます。
但し、基板パターンでBPFを設計したので、当初の計画より基板サイズが大きくなりそうです。




posted by 7L1WQG at 13:32| Comment(0) | トランスバーター
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