2016年03月19日
1200MHzハンディ機 TH59の調整
ケンウッドの1200MHz帯ハンディ機 TH59を整備しました。
このハンディ機は感度もよく低電圧で動作するので重宝している無線機です。
最近、周波数ズレが気になってきたので、調べてみました。
1295.200MHzで送信してみると、測定結果は1295.194MHzでした。約6KHzもFズレしています。
早速分解して調整してみました。
この機種は分解が簡単で、ツマミ2個を外して、ゴムカバーを外し、裏面のネジ2本を外すと、開きます。
(フラットケーブルが有るので、そっと空けます)
本体側の矢印のところのケミコンの脇に有るトリマーが周波数調整用です。
送信しながらトリマーを回して調整しました。
調整の結果、100Hz以内まで調整できました。
但し温度変化で数100Hz程度の変動は有ります。
1295.200MHzで送信
受信感度と送信出力と変調度も調べましたが、こちらは問題が有りませんでした。
この無線機ももう少し頑張ってもらいます。
(トランスバーターの親機に重宝です)
posted by 7L1WQG at 15:04| Comment(1)
| アマチュア無線
先日、内部のフラットケーブルが断線してしまい修理に出しました。
その際リグが温まってQRHすることを考慮し、1kHz上に上げてもらいました。
IC-9700の相手の送信周波数を表示する機能でモニターしてもらうと、
600Hz程度下がって行き、+400Hz程度で安定していた様です。
RITはさすがに自動ですが、この頃の機械でも、TCXOでは無いようです。
500Hz程度上げるのがベストかも知れません。
以上、何かのご参考に…。