アマチュア無線用ハイビジョン送信機の実験の続きです。
形式はISDB-Tの64QAM、OFDMで地デジと同じ形式である。
(但し画像はMPEG4)
IF周波数:714MHz(中間周波数)
LO周波数:5032MHz
RF:5745MHz
で実験してみました。
基板はTRV5600のノーマル基板
基板上のIFのATTはスルーにしてあります。
IFレベルは相当下げないと、スプリアスが多くなるようだ。
IFの総合出力は2mWで設定したが、結果的には、更に20dBのアッテネーターを挿入したら、好結果だった。
LO入力レベルは通常は10dBmであるが、5dBmが良かった。
IFには2倍、3倍のスプリアスが含まれているが、TRV基板上の簡易LPFで大きな影響は出ていないようだ。
(IFのスプリアス)
5745MHzのRF波形(スペアナ)を見るとC/Nも十分に思える。?
(スペアナには約4dBのATTが挿入されている。)
RF波形 裾野の広がりが少し気になる、この辺は、更に調査が必要
スパンを広げてスプリアスを見ると、両脇に見えるが、-40dBc以下なので、あまり問題は無いと思われる。
RFのスプリアス −40dBcなので、何とかなりそう。
RFプラスマイナス700MHzにスプリアスが有る。
フルスパンでスプリアスを見てみるが、先程のスプリアス以外は大きなものは見えない。
このままパワー部に入力してみて、総合電力がどの位になるか、実験してみたいと思う。
まあ、CWで2W出力ののアンプで200mWが限界と思われる。
2W出力するには20Wクラスが必要だろう。
まだ受信部の実験は出来ていない。
受信実験には同じセットが2セット必要になるので、しばらくは送信部の実験を続けます。
2017年06月28日
アマチュア無線用ハイビジョン送信機の実験−2
posted by 7L1WQG at 15:18| Comment(0)
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