430MHz帯直下型プリアンプ
最近、ある方から430MHz帯直下型プリアンプを入手しました。
イタリアの製品で新品です。
スペックは
ローノイズ、ゲイン20dB、最大500Wまで使用可能
と記載がありました。
測定してみると、ゲインは13dBで発振していました。
壊れているのかと・・・
分解して内部を見てみると、同軸リレーはトヨツーの基板用で
とても500Wは無理なもの、良くても100Wが限界のスペック。
FETは3SK177で一般的な回路で、NFは1以上(1.5以上か?)有ると思われます。
ゲインは回路構成を見てみると、13dB程度で妥当な様です。
(カタログには20dBと記載)
発振の原因は3SK177のバイアス調整不良と、基板の取り回しが悪いためでした。
回路の改造と調整で、まともに使用できるようになりました。
商品は外観の見た目はよく出来ており、スペック表もかなり良いことを書いているのですが、これでは・・・・?
測定機を持たない一般的なアマチュアの方では、チョット感度が悪いなで終わってしまうかも知れません。
今回、敢えて写真は掲載しませんが、この様な製品も有るのですね。
2018年03月15日
430MHz帯直下型プリアンプ
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0)
| プリアンプ・LNA
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