2020年04月04日

IC-1275の修理

IC-1275の修理

今回はIC-1275の修理をして欲しいとの事。
どうも私のHPを見ての連絡(お知り合い)
 
現象は、他の1275に比べて感度が低い、プリアンプを接続したときの空Sが少ないし、感度が少し悪いと感じるとの事。
FETが壊れているかも知れないので、修理してほしい、
何れも、中古で購入した物と言われていた。
 
検査してみると、感度や周波数を見ても、特に問題無し。

他の1275が改造されているのでは?と思うが、と回答したが
どうしても感度を上げてほしいとの事で、
バランスが崩れるが、SSB帯1294.3MHz付近を
最大感度に調整することにした。

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右端のトリマー付きケースがBPF
右側の2個が受信用、左側2個が送信用
 
RX段の初段のGaAs-FETの後に、BPF2段が入っている、
この部分を、フラット調整から、ピーク調整にすると数dBは
感度アップできるので、1294.3MHzにピーク調整。
その後、IFアンプ部も最大感度に調整。
これで、かなり感度アップ出来た。

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本当はAFアンプuPC2002のカップリングコンデンサーも
値が小さすぎるので、交換したいのだが、今回は他人のリグなのでやめておいた。
ネジが潰れていたので、新品に交換して終了。

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自分のIC-1275も壊れているので、修理しないと思いながら
ほったらかし。
今度修理しようか・・・
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | 修理
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