2010年11月10日

最高性能! 1200MHzプリアンプ完成!

新型のプリアンプを製作し始めて、やっと完成しました。

1200MHz帯では最高性能と自負できるプリアンプです。

今回のプリアンプはゲインが35dB以上、NF:0.5dBと高性能で、更に入力のSWRも1.4以下と超高性能です。

消費電流も50mAと少なく、サイズも小型で組込みにも最適です。

lna-1200nx.jpg

販売されている(過去に販売された)プリアンプは、実際にNFを計測してみると、カタログ値とはかけ離れている製品が多数あります。

さらにインピーダンスマッチングは全く取れていなくて、SWRで言うと10以上もある製品も有ったりして、これではアンテナに接続した時は、マッチングが全く取れません。

これは多くのアマチュア無線家が高価な測定機を持っていないので、適当な値をカタログに記載している為です。

更にNFの測定方法がそもそも間違っている場合も有ります。

NF計(アジレント)に使用されるノイズソース(ENR15dB以上の製品)はインピーダンスマッチングが悪くなると、NFを良く表示する事が多々あります。

その為に間違った調整をしてしまう事があります。(いぜん私も同じ失敗をしました)

正確な測定方法で計測しなければ、何の価値も有りません。

またインピーダンスマッチングが極端に悪いプリアンプは、実際に設置すると使用条件で性能が全く発揮できません。

それにそのようなプリアンプは温度条件で大きくインピーダンスが変動しますので季節、気温で性能が大きく変動してしまいます。

最近では、測定を所持する方も多くなり、本当の性能が求められます。

今回の1200MHzプリアンプは、全ての性能を十分に満たしていますので、何方が使っても、同じ性能を発揮できるはずです。

実際にTS−790に接続してテストしましたが、CW、SSBモードでも、ノイズ感が全く無くて、本当にスイッチが入っているか心配するほどノイズが出ません。

そこでSGから非常に微弱な電波をホイップアンテナで発射してみると、これがとても良く聞こえます。

本当にプリアンプを外して受信すると全く聞こえません。そこでSGのパワーを上げていくと
その差は30dB以上有りました。

これは本物の実力です!!

シンセSGの出力は−70dBm 〜 −130dBmで測定しました。

今回のプリアンプはフィルターを入れていないので、比較的に広帯域です。
1GHz〜2GHzまで実用範囲に入ると思います。
(SWRとゲイン、NFは多少悪化しますが実用は問題ないレベル)


○ 特性

・ 周波数       1200MHz帯(1GHz〜2GHz使用可)
・ 電波形式      FM,SSB,CW,AM、オールモード対応
・ 電源電圧      DC8V〜15V
・ 消費電流      約50mA(12V)
・ 利得        35dB以上 
・ NF        0.5dB(入力インピーダンス整合型)
・ 入力SWR     1.4以下
・ インピーダンス   50Ω (SMAJコネクター)
・ 最大入力      30mW(破壊入力レベル) 
・ 1dBcomp     12dBm(TYP)
・ IP3       25dBm
・ 外形寸法      32mm×36mm×12mm(突起部を含まず)



posted by 7L1WQG at 21:15| Comment(1) | プリアンプ・LNA
この記事へのコメント
1200MHZアンプの自作

スゴイですね!
Posted by Honami Nakai at 2010年11月11日 09:09
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