2010年11月25日

5.6GHz帯ローノイズプリアンプの製作


もうだいぶ前に購入したセブロン電子の5.6GHz帯LNA基板がありましたので製作してみました。

基板はPPOで出来ているようで、専用のケースに入るサイズになっています。

回路図は無かったので、基板パターンを見ながら回路を想像して製作して見ました。

デバイスの選定ですが、5GHz帯では定評のあるFHX76LPを初段に、2段目はパワーのあるFHX35LGとしました。

2段目にFHX35LGを選んだのは、IP3を良くするのと、出力側からの耐電力を上げる為です。

FHX76LPはデリケートなHEMTなので、静電気には十分注意してください。

私は半田付けするときに、ソース、ドレイン、ゲートの順につけています。
そうすると壊れにくい感じがします。


早速、基板を組み立て(半田付け)してみました。

チップは抵抗、セラミックコンは2012サイズで、その他タンタルコンデンサーとICとHEMTです。

電源には29L03を使用して、バイアスには7660を使っています。

lna5700-1.jpg

電源電圧は3Vにしています。その電圧を7660で−3Vを作ってバイアスとしています。
ゲート電圧は10KΩのVRで調整できるようにしています。

調整をしながら、ネットワークアナライザーで特性を調べてみました。

lna5700-2.jpg

ゲインもリターンロスもなかなか良い値になりました。(入力:−50dBm)

その後、NFを測定してみました。

lna5700-3.jpg

こちらもまずまずの特性です。かろうじてNF1.0dB以下になりました。

最終的なスペックは下記の通りです。

デバイス:FHX76LP + FHX35LG
VD:3V
VG:-3V 
FREQ:5.76GHz
GAIN:31dB
NF:1dB
VSWR:1.5

最終的な回路図は下記のようになりました。

lna5700-4.gif

7L1WQG


posted by 7L1WQG at 19:25| Comment(0) | プリアンプ・LNA
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