どうしても、高域が足りなく思うときに、「チェーンアップ・ツィーター」を使いますが
先日質問で、
「既存のスピーカーにチェーンアップ・ツィーターを付け加えると、スピーカー
が並列接続されるので、インピーダンスが下がり、アンプが壊れるのではないか?」
と言うものでした。
回答は簡単で、アンプは壊れもしないし、インピーダンスも下がりません。
では、何故でしょうか?
これは、簡単に言うと、2WAY、3WAYスピーカーと同じ原理で、音域ごとに
ネットワークで分離して、各スピーカーに繋がれているからです。
カーオーディオでは、ネットワークをクロスオーバーと言うわけです。
ホームオーディオでも同じですが、もし安易にネットワーク無しで、スピーカーを並列
接続すると、インピーダンスが下がり、アンプに対して負荷が大きくなります。
また、ツィーターなどは、ネットワーク無しでは低音成分が入ると簡単に壊れてしまいます。
絶対にネットワーク無しで接続してはダメです。
フルレンジスピーカーを多数接続する場合は、インピーダンスの調整が必要になります。
実際のシステムでは、もっと様々な特性がスピーカーに複雑に影響しますが、チェーンアップ・ツィーターのように、超高音部分に対しては、それ程シビアではありません。
ホームでは「スーパーツィーター」と言われていますが、やはり超高音部を再生させると
曇っていた音が、クリアになった感じがします。

スーパーツィーター ST17ALD (ホームオーディオ用)
「チェーンアップ・ツィーター」「スーパーツィーター」は
カーオーディオ、ホームオーディオでもお勧めです。