2013年03月12日

チェーンアップ・ツィーター


どうしても、高域が足りなく思うときに、「チェーンアップ・ツィーター」を使いますが
先日質問で、

「既存のスピーカーにチェーンアップ・ツィーターを付け加えると、スピーカー
が並列接続されるので、インピーダンスが下がり、アンプが壊れるのではないか?」

と言うものでした。

回答は簡単で、アンプは壊れもしないし、インピーダンスも下がりません。

では、何故でしょうか?

これは、簡単に言うと、2WAY、3WAYスピーカーと同じ原理で、音域ごとに
ネットワークで分離して、各スピーカーに繋がれているからです。

カーオーディオでは、ネットワークをクロスオーバーと言うわけです。


ホームオーディオでも同じですが、もし安易にネットワーク無しで、スピーカーを並列
接続すると、インピーダンスが下がり、アンプに対して負荷が大きくなります。

また、ツィーターなどは、ネットワーク無しでは低音成分が入ると簡単に壊れてしまいます。
絶対にネットワーク無しで接続してはダメです。


フルレンジスピーカーを多数接続する場合は、インピーダンスの調整が必要になります。

実際のシステムでは、もっと様々な特性がスピーカーに複雑に影響しますが、チェーンアップ・ツィーターのように、超高音部分に対しては、それ程シビアではありません。

ホームでは「スーパーツィーター」と言われていますが、やはり超高音部を再生させると
曇っていた音が、クリアになった感じがします。

ST17ALD2-300.jpg
スーパーツィーター ST17ALD (ホームオーディオ用)


「チェーンアップ・ツィーター」「スーパーツィーター」は
カーオーディオ、ホームオーディオでもお勧めです。


posted by 7L1WQG at 10:26| Comment(0) | カーオーディオ
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