2013年07月17日

200W? ダミーロードの製作 その1

ダミーロードを自作しました。

目指す性能は430MHzで50W以上の耐入力があることです。

今回は510オームの酸化金属皮膜抵抗を10本使用して、極力インピーダンスが乱れない
用に注意して製作しました。

510オーム抵抗は5Wの製品を使用しています。

銅の円板(1mm厚)に円形状に10本の抵抗を並べてハンダしています。
抵抗は向きを交互にしています。
510オーム10本の並列なので、合成抵抗値は51オームとなります。

ダミーロードの製作

コネクターはNJで中心線に銅パイプをハンダして、銅パイプを銅の円板にハンダしております。

中心から放射状にRF電流が流れるように設計しています。

ダミーロードの製作

ダミーロードの製作

SWR特性ですがネットワークアナライザーで測定した結果、DC〜430MHzでSWR1.1の値でした。
十分満足できる結果が得られました。

(500MHz付近からSWRは悪化しますので、1.2GHzには使用できませんでした。)

パワーは430MHzで50Wはまったく問題なく使用できます。
このままでも、ピークで150W以上でもは問題ないと思われます。

金属加工が少し大変ですが、製作には30分もかからずに出来上がりました。

抵抗を銅円板で固定しているので、程よく放熱が出来ているようです。
一個有るととても便利ですので、お勧めですね。

次回はオイル冷却のタイプも製作したいと思っています。


キットの購入はこちらまで。


posted by 7L1WQG at 23:22| Comment(0) | アマチュア無線
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