今回は基板が出来上がりましたので、アンプの特性を測定してみました。
ケースはいつものヒートシンク加工ケースです。
電源端子は貫通コンデンサーを使用しています。内部のレギュレーターで
(NJM-317)DC6Vを作っています。
電流は未入力時で約0.8Aとしています。
RF入出力端子はSMAJ型となります。
完成した1.2GHz帯パワーアンプ
まず、キャリアのみ(CW)入力では、1mW入力で1.5W以上の出力が得られました。
DATV送信機ではGAIN-10の設定で、私の送信基板では約1Wの出力が得られました。
S/N(トップから2段目の肩まで)は30dB以上は有ると思います。
QPSK、シンボルレート6Msps、周波数1265MHz
出力1Wの波形
0.5W出力ではS/N:40dBは取れます。
GAIN-6の設定で約0.5W出力になりました。
出力0.5Wの波形
スプリアスですが、高調波は2倍が有るのですが、1W出力時にその値は約1uW
でしたので、新スプリアスでも十分に余裕がある値でした。
(確か出力1W以下の場合はスプリアス強度は50uW以下と思いました)
スプリアス測定
このパワーアンプの電源電圧はDC8V以上で0.9A程度必要です。
歪を無くすために、バイアス電流は多めになっています。
7L1WQG
2014年04月14日
いまさらDATVとパワーアンプの設計−2
posted by 7L1WQG at 19:17| Comment(0)
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