2022年02月12日

ボール盤の整備

連休なので、ボール盤の整備をしました。

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どうも、芯ブレが大きい感じなので、ベアリングを交換しました。

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5年前にも交換しましたが、ほぼ毎日使っているし、大きいホルソーで切削しているからガタが出たのかも知れません。

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主軸のベアリング類は外してみてもそれ程悪い感じは有りませんが、交換するとやはりブレは少なくなりました。

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外した主軸

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本体のベアリング

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主軸から外したベアリング類

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新しいベアリング、NTN

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プーリー内のベアリング これが結構ガタが来ていた。

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今回交換したベアリングとチャック

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ブレの測定 0.02mmでした。
古い機械なのでこんなものかな?

ドリルチャックも交換したので、かなり良くなりました。勝ち誇り
このボール盤も中古で買って、かれこれ25年は使っています。
もう少しがんばってもらいましょう!
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2020年04月04日

IC-1275の修理

IC-1275の修理

今回はIC-1275の修理をして欲しいとの事。
どうも私のHPを見ての連絡(お知り合い)
 
現象は、他の1275に比べて感度が低い、プリアンプを接続したときの空Sが少ないし、感度が少し悪いと感じるとの事。
FETが壊れているかも知れないので、修理してほしい、
何れも、中古で購入した物と言われていた。
 
検査してみると、感度や周波数を見ても、特に問題無し。

他の1275が改造されているのでは?と思うが、と回答したが
どうしても感度を上げてほしいとの事で、
バランスが崩れるが、SSB帯1294.3MHz付近を
最大感度に調整することにした。

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右端のトリマー付きケースがBPF
右側の2個が受信用、左側2個が送信用
 
RX段の初段のGaAs-FETの後に、BPF2段が入っている、
この部分を、フラット調整から、ピーク調整にすると数dBは
感度アップできるので、1294.3MHzにピーク調整。
その後、IFアンプ部も最大感度に調整。
これで、かなり感度アップ出来た。

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本当はAFアンプuPC2002のカップリングコンデンサーも
値が小さすぎるので、交換したいのだが、今回は他人のリグなのでやめておいた。
ネジが潰れていたので、新品に交換して終了。

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自分のIC-1275も壊れているので、修理しないと思いながら
ほったらかし。
今度修理しようか・・・
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2018年05月07日

マイクロ波発信機の修理

また修理の話題です。

とある国立大学から、特注で製作したマキ電機製の発信機の修理依頼が有りました。

一度修理をしたようですが、信号にノイズが混入して、使用できないとの事でした。

発振周波数はキャリアのみの発信で、規格は、2.5GHz、5.0GHz、10.0GHzの3波で、最大50mWの出力です。

早速、波形をスペアナで見てみると異常が確認できました。

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5GHz 異常発振

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2.5GHzも異常発振

キャリアに不規則な変調が有り、スプリアスも多く見られます。

早速分解をして修理をしようと思いましたが、非常に込み合った作りで、分解するのに難儀しました。

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いわゆるLOが3段重ねの状態、パワーアンプが2段設置されている。

全て分解して、原因を探ると、電源周りからの回り込み、以前と同じ様に、回路定数の不具合、等々が確認できました。

全てのユニットごとに、一つ一つ対策と改良を行い、また調整を取り直して、問題を解決することが出来ました。

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修理完了後の5GHzの波形、他の周波数も同じ様に綺麗になった。

すべてを詳しくは記載できませんが、無事に修理完了しました。
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2016年07月23日

R3767の修理

ここ最近ネットワークアナライザーの調子が悪い。
いつも使っているアドバンのR3767だが、電源投入後
バイオスの後にフリーズしてしまう。

調子が良い時には立ち上がるのだが、どうもCPU基板が
怪しそうなので、分解してみた。

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温まると立ち上がることが多いので、コンデンサー周りを
調べてみたところ、やはりケミコンが劣化していた。

ケミコンをテスターで測ってみると、容量は有るがESRが
悪化している。

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CPUボードのケミコンを交換して、ついでにバックアップ用の
リチウムバッテリーも交換した。

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ケミコンを交換後は、スムーズに立ち上がるようになった。

このネットアナも製造は1995年と表示されるので、もう
20年選手である。
新機種は、まだまだ高いのでこのネットアナにももう少し頑張って
貰うことにします。

posted by 7L1WQG at 19:40| Comment(0) | 修理

2015年08月28日

Advantest R3273 スペクトラムアナライザの修理

メーリングリストで話題になっていたアドバンのR3273の修理を行いました。
原因はメモリーバックアップ用の電池切れです。
電池が切れると、日付がおかしくなり、下記の症状が発生します。

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このように、エラーが発生します。

本体のカバーを開けると、赤いバックアップ用の電池が見えます。

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電池を基板から慎重に剥がしました。
電池はボンドで基板に接着されているので、電池の足の+側をカットして外し、その後尊重に接着剤を剥がしました。
マイナス側もハンダこてで外し、スルーホールのハンダもきれいに取ります。

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これが外した電池です。
この電池はマクセルのER3 3.6Vで、塩化チオニルリチウム電池と言われるものです。
マクセルは一般的には販売し無いようです。(書類を書いて取り寄せは可能なようです)

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その為に互換電池である東芝のER3Vを使用することにしました。
電池は秋葉原の田中無線電機で購入しました。

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塩化チオニルリチウム電池は慎重に取り扱います。

外した基板をイソプロで拭いてきれいにしました。
接着剤はシリコン系の様で、そのままにしました。

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早速電池を取り付けてみると、ピッタリです。

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慎重に半田付けをして、仮組みして動作試験を行いました。
スペアナを起動して日付を合わせて、再起動した所、見事にエラーが消えました。

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その後、暫くしてからキャリブレーションを行いました。
見事に全てのエラーが消えています。

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不具合が発生することが有るという話が有ったのですが、
その後、色々と動作させて調べましたが、特に不具合は発生しませんでした。
その為に、システムリセットは行いませんでした。
(システムリセットすると何が起こるかわからないのでこのままです。)

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無事に修理を終了することが出来ました。
このスペアナには、また暫く働いてもらうつもりです。

注意:
自分で行う電池交換は、少なからずリスクが伴います。
基板のパターンを壊したり、ショートさせたり、すると再起不能なんて事も・・・
この記事を見て作業される場合は自己責任でお願いします。



posted by 7L1WQG at 17:44| Comment(9) | 修理