2013年03月06日

マイクロ波のパワー測定


アマチュア無線で、マイクロ波のパワー測定するには、どうするか?

アマチュア無線のマイクロ波入門バンドとしては、1.2GHz帯ですが
2.4GHz帯までは市販でSWR計が販売されています。

cn801-1.jpg
 2.4GHz帯SWR計

パワー測定は、SWR計とダミーロードが有れば簡単に測定できます。
では、それ以上のバンドではどの様に測定するのですが、
5.6GHz帯、10GHz帯、24GHz帯までは、比較的に簡易に測定できます。

簡易と言っても、アマチュア無線用のSWR計は存在しません。

また1.2GHz帯、2.4GHz帯のSWR計を使っても、全く測定は不可能です。

マイクロ波帯ではアマチュア無線で言う「SWR計」は一般的には存在しません。

通常は、終端型パワー計を使用します。と言っても、アマチュア無線用は有りません。

そこで、いわゆる業務用の測定機を使用するのですが、新品はとても高価です。
ちょっとしたパワー計でしたら、軽自動車を買えるほどの金額になります。

そこでアマチュアでは、中古の測定機を探して使用します。

終端型パワー計と言っても、ほとんどのパワー計は本体とセンサーが分離しています。

パワー計のセンサーは、周波数、測定パワー、によって数種類用意されているので、
測定に合致したセンサーを探します。
また、センサーとパワー計本体を接続するケーブルは別売なので、これも必要です。

よく使われるパワー計はHP、アジレントテクノロジー製の製品です。
品番で言うと HPの432、435、437などの製品です。


hp437-.jpg
 437Bパワー計本体


高い周波数まで測定できるセンサーほど高価になっていきます。


hp8481a-1.jpg
8481A 18GHzパワーセンサー


18GHzまで測定できるセンサーでは、中古の整備品で3万円〜10万円程度になります。
また、パワー計本体も中古の整備品で3万円〜10万円程度になります。

但し、HP432、435等の古い製品などは、かなり安く販売されています。


hp435-1.jpg
 435Bパワー計本体(アナログ表示なので、アマチュアには使いやすい)


また、オークションなどで格安に売られている事も有りますが、殆んどが保障なしですので
初めて購入するには、お勧めできません。
もしオークションで購入するときは、動作すればラッキーと言う気持ちで買ってください。
中には動作確認済みという製品も有るので、探してみるのも良いでしょう。

また、中古品を購入するときの注意ですが、品物によっては測定値が大きくずれている事が
よく有ります。
物によっては、100%以上値が違う事がよく有ります。
(測定機の専門店で購入した場合は、問題ありません)

特に古い測定機は、値が正確でない事が多いので、可能であれば、正確な測定機を持っている方に調べてもらうと良いでしょう。

ちなみに、アマチュア無線用のSWR計ですが、測定誤差は新品でも10%以上有る事が
多々あリますので、目安として考える方が良いと思います。

校正された業務用のパワー計は測定誤差は数%以内で、外気温などの環境条件の違いが有っても、測定時に校正する事が可能です。

私が仕事で使用している測定機は、ほとんど毎年校正して使用しています。
古い中古の測定機を調べると、3dB以上値がずれている事は良く有ります。

次回は、実際に測定する方法を記載してみたいと思います。


posted by 7L1WQG at 13:23| Comment(0) | アマチュア無線

2013年03月01日

準天頂衛星システム(QZSS)と1.2GHz帯アマチュア無線 その2

 
準天頂衛星システム(QZSS)と1.2GHz帯アマチュア無線との干渉問題について
JARLアマチュア無線連盟の「第10回理事会報告」で話し合われた事が、
報告書として、公開されました。

詳しくは下記に記載されています(JARL会員専用)
http://www.jarl.or.jp/new.htm

これからも、この問題に注視していく必要が有ります。

準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線 についての詳細は
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/qzss.htm
posted by 7L1WQG at 10:02| Comment(0) | アマチュア無線

2013年02月28日

フェーズシフター


「フェーズシフター」という名前はあまり馴染みがないかも知れません。
日本語で表記すると「位相器」と言われる製品です。

a5n1101.jpg
アンリツのフェーズシフター(マイクロ波用)

無線の電波も波なので、空中やケーブルの中を電波が進むときに波となって進みます。

その場合、環境や同軸ケーブルの種類によって、また回路によって、電波(波)の
進む時間が違います。

アマチュア無線などでは、マッチングが取れていないアンテナをSWR計で測定すると
当然、悪い値を示すはずです。、しかしSWRとは電波が進む波と、反射して戻ってくる
波の比較値ですから、ケーブルの長さによってはちょうど波を打ち消すことが有ります。
(その場合はSWR計は良い値を示す)

アマチュア無線を長年楽しんでいる方には、感覚的にも電波が波であることが解ると思います。

機器、回路によっては、波(位相)がちょうど良い位置になるように調整したいことが有ります。
その様なときに「フェーズシフター」を使って位相を調整します。

特にマイクロ波では、回路上の位相は長さにすると、とても短く簡単に位相を調整できません。

例えば30MHzでは1/4ラムダの長さは2.5mですが、逆に3GHzの1/4ラムダ
の長さは2.5cmで30GHzの1/4ラムダの長さは2.5mmです。
(波長短縮率は考えていません)

もし10GHz帯で1/10ラムダの位相を調整する場合、同軸ケーブルの長さで調整する
様なことは、殆んど不可能になります。

この様な場合に「フェーズシフター」は非常に便利になります。

マイクロ波用のフェーズシフターは色々な形状の物があり、機械的に位相を調整する製品以外
にも、電気的に位相を調整する機器も有ります。

sage-1.jpg
SAGEの26.5GHzフェーズシフター


アマチュア無線ではあまり使用されませんが、プロ用の機器や測定器などの回路に見かける
事があります。

高周波のジャンクなどを見たときにでも、探してみてください。


posted by 7L1WQG at 21:31| Comment(0) | アマチュア無線

2013年02月26日

SMA−Rコネクターの加工に注意


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高周波アンプ等でよく使われる、SMA−Rコネクターですが、
パネルに付けたり、基板に付けたりするときに、センターピンが少し長くて
カット(切断)しなければならない時が有ります。

このときに注意ですが、センターピンは非常に硬い金属で出来ています。
(主にカッパーウエルド)
その為に、安易に電工用の小型ニッパーで切断しようとすると、ニッパーの刃が
簡単に欠けてしまいます。

もし切断するときは、大型のニッパーを使うか、糸鋸で切断してください。
ほんの少し削るときは、紙やすりを使うと、上手に削れます。

ちょっとした事ですが、ニッパーを壊さないように、上手く加工してください。
posted by 7L1WQG at 12:03| Comment(0) | アマチュア無線

2012年12月21日

準天頂衛星システム(QZSS)と1.2GHz帯アマチュア無線


最近、アマチュア無線の各方面でもこの話題が取り上げられてきました。
今月号のCQ誌にも記事が載っています。

準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線との共用は難しいと思われます。
このままでは、30万人のアマチュア無線愛好家、更には電子分野の教育、学術的にも
大きな影響が出ることは必須です。

内閣府では意見募集を行っていますので、問題が有ると思われる方は意見を内閣府まで述べてください。
意見募集は12月25日までです。

意見は匿名でも行えます。 簡単なフォームに記載します。


準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線 についての詳細は
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/qzss.htm


内閣府は
http://www8.cao.go.jp/space/plan/public_comment.html

意見提出は
https://form.cao.go.jp/space/opinion-0001.html

目次は測位衛星の欄でよいと思います。

この問題はアマチュア無線だけの問題ではなく、納税者としても注視していく必要が有ると思います。


posted by 7L1WQG at 16:32| Comment(0) | アマチュア無線

2012年12月17日

IC−1275 1.2GHzオールモード機の修理


先日、1200MHz帯オールモード機「IC−1275」が壊れたと
もってこられた方がおりました。

突然、受信感度が悪くなったと言う事です。
アイコムでは修理は受け付けないようで、困って持ってこられました。

SGを接続して検査してみると、CWモードで−80dBmで辛うじて受信音が
聞こえる程度でした。

これはではかなり悪い受信感度です。

ブロック図を見てみると、症状からして初段のFETが壊れていそうです。

IC−1275の初段はMGF1302のGaAsで、定評のあるデバイスです。
しかし、残念ながらこのFETは生産終了で、入手は困難です。

そこで、特性の似ているFHX35LGと交換することにしました。

RFユニットは本体の上蓋を外すと、右側にあります。

IC1275-1.jpg

矢印のQ7がMGF1302です。

FETは裏側からハンダしてあるので、基板を外して裏から外します。

IC1275-2.jpg

パターンに注意して、慎重に外して交換しました。

再度、組み立てて、接続に問題がないことを確認してから、SGで感度調整を行いました。

基板上にはBPFも有るので合わせて再調整を行いました。

感度は驚くほど良くなり、CWモードで−140dBmでも聞こえるようになりました。

約2時間ほどで修理完了となり、お返ししました。
このリグはとても性能が良いので、まだまだ使っていただけそうです。

ちなみに送信パワーは13.8Vで11Wのパワーでした。

(ここに記載しているのは個人の改造した記事ですので、当然ながらメーカーの補償等は一切受けられなくなります。同様の改造をする方は自己責任でお願いします。)


posted by 7L1WQG at 15:24| Comment(1) | アマチュア無線

今年最後の移動運用

今年最後になる、移動運用を埼玉県比企郡ときがわ町の堂平天文台で行いました。

2012年12月15日〜16日 JCG:13008

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20121215-2.jpg


堂平のパノラマ写真を作ってみました。関東平野が一望できます!

  ↓写真をクリックすると拡大します。↓
20121215-3.jpg



7MHz〜1200MHz帯で運用を行い、多くの方々と交信していただきました。
有難うございました。

運用局:7L1WQG JG1JEQ JG1IUA JQ1ZAQ


posted by 7L1WQG at 14:59| Comment(0) | アマチュア無線

2012年11月08日

中古同軸リレーの測定 その1

頼まれたリニアアンプの改造用に、中古の同軸リレーを預かったので、早速性能を測定してみました。

アマチュア無線では有名なリレーですが、測定してみたところ、1200MHz帯では使用できない事が解りました。

これは、リレーが古く劣化しているのかも知れませんが、このままリニアに使用すると、プリアンプが壊れてしまうかもしれない数値でした。

詳しくは後日に記載しますが、スルー特性はNO,NC側も1dB以下で優秀でしたが、ポート間のアイソレーションが約30dB〜40dBでした。

アイソレーションは漏れる電力の比率ですが

30dBのアイソレーションでは、プリアンプ側に漏れる電力は、送信電力の
1/1000となります。
例えば10W入力の場合、プリアンプには
10W=10000mW ですから、漏れ電力は10mWです。
100W入力の場合では、漏れ電力は100mWにもなります。

この値は50Ωで終端した場合ですので、SWRが悪い場合はもっと多くの電力が
プリアンプ側に漏れることになります。

もし100mWも漏れ電力が有ると、大抵のプリアンプは壊れてしまいます。
悪くてもプリアンプに入る漏れ電力は1mW(0dBm)以下にしてください。
プリアンプ保護の為にも重要な数値です。

この様にリニアに使用する同軸リレーは十分なアイソレーションが有る製品が必要になります。

せめて使用する周波数帯域でアイソレーション値が50dB以上有る製品を選定しましょう。


ただし、今回測定したこの同軸リレーは、430MHz帯でのアイソレーション値は50dB〜60dBでしたので、430MHz帯では問題なく使用できそうです。


ちなみに、ダウキー、アジレントHP製の同軸リレーではアイソレーション値は60dB以上
あり、中には90dB以上ある製品も有ります。
posted by 7L1WQG at 17:43| Comment(0) | アマチュア無線

2012年10月19日

1200MHz帯のアンテナ


アマチュア無線の1200MHz帯(1.2GHz帯)で使われるアンテナについて
どのようなアンテナが使われているのか、質問がありました。

参考にしていただければと思い記載します。

まず移動局で使われるアンテナは、
指向性アンテナではコメットのCYA-1216Eが小型で便利です。

CYA-1216E
●1200MHz 16エレシングル ●利得:16.6dBi
●周波数:1260〜1300MHz
●耐入力:100W(FM)、200W(SSB)
●ブーム長:1.36m 回転半径:1.3m ●重量:0.64kg
●受風面積:0.04m2 ●耐風速:45m/sec.

ブームもそれ程長くないので、持ち運びも楽です。

その他には
クリエートデザインのX1218があります。
利得も19dBiもあるので、長距離交信には良いと思います。

どちらも八木アンテナです。

高台、山などから運用すれば、1Wハンディ機でも100Km以上の交信が
簡単にできます。


無指向性アンテナはモービルホイップアンテナを利用するのが一般的で
コメットでは「SB96M」か「SB97M」辺りです。

同様に第一電波では「SG9500M/SG9500N」で

SG9500M/SG9500N
144/430/1200MHz帯高利得3バンドモービルアンテナ(レピーター対応型)(D-STAR対応)

●全長:1m●重量:320g
●利得:3.15dB(144MHz)、6.3dB(430MHz)、9.7dB(1200MHz)
●耐入力:100W FM(144/430MHz),50W FM(1200MHz)合計100W
●インピーダンス:50Ω●VSWR:1.5以下
●接栓:M-P(SG9500M)、N-P(SG9500N)

などが使われています。

1200MHzを重視するのでしたら、コネクター形状はN型を選びましょう。
M型コネクターは1200MHzでは損失が多いので、N型をお勧めします。

紹介したのはいずれも3バンド型ですが、1200MHzではモノバンドアンテナ
の方が良く飛び、よく聞こえます。

コメットでは「VG-9」「CBC-120」などが定評があります。
利得が少なく感じますが、同じ利得の3バンドアンテナより、よく飛びます。

最近の移動運用ははモービル半固定の方がが多いようです、モービル機が主流です。
山岳移動でも、ハンディ機でハンディホイップの運用はあまり聞かれなくなりました。
ハンディいホイップはあまり利得が無いので、小型でもモノバンドアンテナを持っていくと
良いと思います。




固定局ではもっとゲインのあるアンテナを使っているのが一般的になっています。

固定アンテナでは第一電波製の「X7000」がよく使われているようです。

X7000
144/430/1200MHz帯高利得3バンドグランドプレーン(レピーター対応型)
●全長:5.0m●ラジアル長:約52cm●重量:2.2kg
●利得:8.3dB(144MHz)、11.7dB(430MHz)、13.7dB(1200MHz)
●耐入力:100W FM(144/430MHz)、60W FM(1200MHz)合計100W FM
●インピーダンス:50Ω●VSWR:1.5以下●耐風速:40m/sec.


コメットでも「GP-98」というGPアンテナがあります。
GP-98
●周波数:144MHz:6.5dBi、430MHz:9.0dBi、1200MHz:13.5dBi
●300W SSB(144/430MHz)、200W SSB(1200MHz)
●ワイド受信:100〜170/350〜470/840〜1400MHz
●全長:2.94m ●重量:1.5kg ●耐風速:40m/sec.


コンテストや、長距離通信、D-STARにも良く使われています。
これも3バンドアンテナなので、コンテストには便利です。

しかし、本格的にはモノバンドアンテナの方が性能がよく、
コメットでは「GP−21」というアンテナがあります。

GP-21
●利得:1200MHz:14.9dBi
●周波数:1200MHz:21段 空芯型コ‐リニア
●耐入力:100W FM
●全長:2.42m ●重量:1.2kg ●耐風速:50m/sec.

やはり、モノバンドアンテナはノイズも少なく、飛びも良くなります。


固定局で使われる指向性アンテナでは、高利得アンテナが良く使われています。
メーカーでは、クリエート製とナガラ製が一般的です。
中古市場でも高利得アンテナはとても高値で取引されています。

よく使われてているのが、クリエート2X1230か、ナガラGS45かGS60のようです。
コンテストやDX狙いでは、この位のアンテナがお勧めです。

更に、本格的になると
ナガラの「GS120」やクリエートの「2X1250」で、この様な高利得アンテナを使っている人は、実はかなり多くいます。
利得は約27dBiになります。

更にこれ以上の大型アンテナで1〜3エリアで交信をしている方もいらっしゃいます。
ナガラの「GS240」では利得は29.7dBiも有ります。

1200MHz帯は飛ばないイメージがありますが、430MHz帯に比べて、
高利得アンテナが利用しやすいので、設備がしっかりしていれば、遠距離通信も可能です。

最近のコンテストでは、1200MHzもかなり賑わっています。

コンテストで上位入賞するには1200MHzは必須のようです。

是非、1200MHzにチャレンジしてください。




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posted by 7L1WQG at 15:07| Comment(0) | アマチュア無線

2012年09月13日

アマチュア無線は二次業務?

先日のソフトバンクの周波数割り当ての話題も有りましたが、日本では周波数の割り当てがひっ迫してます。

アマチュア無線は周波数割り当ての中では「二次業務」となっている場合が多く有ります。
二次業務とは抜粋しますと、


イ 二次業務の無線局は、次の条件に従って開設することを条件に周波数の割当てを受けることができる。

二次業務の無線局は、周波数が既に割り当てられ、又は後日割り当てられる一次業務の無線局に有害な混信を生じさせてはならない。

周波数が既に割り当てられ、又は後日割り当てられる一次業務の無線局からの有害な混信に対して保護を要求してはならない。



となっています。

ここ最近になって、周波数のひっ迫も有ってか
今後はアマチュアバンド内に一次業務が割り当てられるかもしれない、様な話を聞くことが
何度かありました。

周波数の共用で有ればまだ良いのですが(2.4GHz帯など)、もし一次業務局が割り当てられると、事実上使えなくなる可能性も出てきます。

問題は
「後日割り当てられる一次業務の無線局に有害な混信を生じさせてはならない。」
という法律です。

マイクロ波では10.4GHz帯がアマチュア無線では一次業務に指定されていますが、他の周波数も一次業務に割り当ててくれればよいのですが、現実的には多くが「二次業務」です。

PLC問題も結局はアマチュア無線は蔑ろにされた感じです。
このまま行くと、アマチュア無線が自由に出来なくなりそうで不安です。

今日はぼやきでした。



第一級アマチュア無線技士合格精選400題試験問題集
posted by 7L1WQG at 18:18| Comment(0) | アマチュア無線

2012年08月06日

「2012原村星まつり」移動運用

今年も「原村星まつり」に合わせて移動運用を行いました。

原村星まつりのチラシ

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移動地は長野県諏訪郡原村 JCG:09011で7MH帯で運用を行いました。

今年も「八ヶ岳自然文化園」さまの許可を得て、会場内の駐車場で運用をさせて頂きました。

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短時間でしたが、多くの方と交信させて頂きました、有難うございました。

天文のイベントなので、もちろん望遠鏡を持っていくはずでしたが、今年は満月に近かったこともあり、双眼鏡と小型の望遠鏡を持っていきました。

双眼鏡は「フジノン 25×150MT−SX」で自作のアダプターでアトラックスの三脚に設置しています。
その他の双眼鏡では「ミヤウチ 20×100対空双眼鏡」「ツアイス 10×50W」
「ビクセン 10×50」等など大小合わせて6台ほど持って行きました。

天体望遠鏡は「ペンタックス 100SDUF」を経緯台に載せて、超低倍率で観望しました。
アイピースは「ウィリアムオプティクスのUWAN 28mm」を使いました。
つまり倍率は14倍です。見かけ視界が82度も有るので、まるで双眼鏡のような感じでした。

写真は架台だけでした・・・日中はあまりにも高温なので、本体は日陰に避難していました。
Tシャツはいつもの「星空への招待」のチロのTシャツです。

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チロもバテ気味か・・・

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今年の星まつりには昨年にも増して多くのメーカーがブースを出店されておりました。
中でも目立っていたのは、巨大な屈折望遠鏡 15cm F15だそうです。

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観測エリアには多くの天体望遠鏡が並べられておりました。

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長野県諏訪郡原村移動運用:7L1WQG JG1JEQ JG1IUA


星まつりのご案内
第一回 星の村スターライトフェスティバルが10月6日〜8日に福島県で開催されます。

チラシ
2012haramura-10.jpg


詳しくは「星のおおのさま」をご覧ください。



【送料無料選択可】移動運用で楽しむアマチュア無線 無線機と一緒にフィールドへ飛びだそう! (アクティブ・ハムライフ・シリーズ)/CQhamradバーチカル・アンテナの設営と研究 垂直系アンテナの代名詞バーチカルを賢く設置して飛ばす!よくわかる天体望遠鏡ガイド 上手な買いかた・使いかた
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2012年07月02日

1.2GHz帯のSWR測定 ケーブルロス


先日、1.2GHz帯アンテナのSWRについて質問を受けました。

自作したツインデルタループアンテナをモービルマウントに設置したらSWRが悪化した
との事です。

原因はモービル用の同軸ケーブルだったのですが、1.2GHz帯においては、SWRの
測定は慎重に行わねければなりません。

まず、同軸ケーブルですが、N型コネクターが付いていても、1.2GHz帯に対応
できない製品が多々あります。

特にモービル用の同軸ケーブルでは、NJ型アンテナマウント部分で不整合が有る製品が
多く、1.2GHzではロスが多い物があります。
(430MHz帯までは特に問題にはなりません)

先日、2.4GHz帯で使用されている方から相談があり、調べてみたら、6dB以上のロス
が有りました。(NP−NJのマグネットマウントでした)
これはパワーでは1/4以下になってしまい、無線機が2Wの出力ではアンテナ入力端で0.5W以下に減衰しまいます。

同様に1.2GHz帯でも大きな減衰が発生して、折角のパワーが数分の一に減ってしまいます。

また、この様なケーブルにアンテナをつけると、SWRが悪化したような値が出ますので、注意が必要です。(場合によっては、逆に良い値が出ることもある)

基本的に、1.2GHz帯以上では、設置する前にケーブルの性能を調べておきましょう。
簡易に調べるには、精度の良いダミーロードを1個持っていると良いでしょう。
最近では18GHz対応でも、中古で数千円で購入できます。
10W出力に対応させるのでしたら、数GHzの物でよいと思います。
NP型のダミーロードがお勧めです。


4g50w-1-320.jpg
NP型ダミーロード

但しダミーロードは測定器の一部で、基準になりますので、中古品を購入するときは、検査したものを買うか知り合いに検査してもらうと良いでしょう。


測定方法:その1

●1.2GHz帯に対応したSWR計のアンテナ端子にダミーロードを直接接続して、無線機のパワーを正確に測定する。
(無線機とSWR計の間は最短で接続してください)

 無線機--短い同軸--SWR計--ダミー の順です。

 *SWRは必ず1.0で有ることを確認してください。



●モービル用の同軸ケーブルを直接無線機に接続してのアンテナ接続部にSWR計を接続する
そしてパワーを測定する。

 無線機--モービル用同軸--短い同軸--SWR計--ダミー の順です。

 *SWRは必ず1.0で有ることを確認してください。



これで、モービル用の同軸ケーブルのロスを測定できます。
無線機の出力は10Wで計測するのが最適ですが、1〜2Wでも問題ありません。


測定した結果は如何でした?
10W入力で、測定値が5Wならばロスは約3dBです。
3dB以内でしたら何とか許容範囲ですが、少ない方が良いに決まっています。

もし、10W入力で、測定値が5W以下ならば、そのケーブルは1.2GHz帯では使わないほうが良いでしょう。(モービル用の場合ですよ)

同様に、固定局のケーブル損失も計測できますので、機会がありましたら測定する事をお勧めします。

一般的にアマチュア無線ショップ等で販売されている、完成した同軸ケーブルは430MHzまでと思っていたほうが無難です。
1.2GHz帯は飛ばない、聞こえないと思っている方の数十%は使用している同軸ケーブルに問題が有ると言っても過言ではありません。
今まで、何度となく同軸ケーブルに問題を見つけたことがあります。


話が逸れましたが、今度は同軸ケーブルのSWR測定です。


測定方法:その2

●1.2GHz帯に対応したSWR計のアンテナ端子にモービル用の同軸ケーブルを接続する。
モービル用の同軸ケーブルのアンテナ端子にダミーロードを直接接続して、無線機のパワーを10W位に設定する。
(無線機とSWR計の間は最短で接続してください)

 無線機--短い同軸--SWR計--モービル用同軸--ダミー の順です。


普通では、SWRは限りなく1.0になるはずです。
これが1.5などの値が出るようでしたら、モービル用同軸ケーブルのコネクター部で不整合
が発生しています。
同様にこの様なモービル用同軸ケーブルは使用しないほうが無難です。


こちらも同様に、固定局の同軸ケーブルも計測できますので、機会がありましたら測定する事をお勧めします。
但し、固定局の場合は同軸ケーブルが長くロスが多いと、端子部に不整合が有っても、SWRの値は良く表示されてしまいますので、注意が必要です。


いくら無線機の性能が良くても、アンテナが良くても、同軸ケーブルが良くなくては、何の意味もありません。
GHz帯では同軸ケーブルは重要ですので、一度確かめてみては如何でしょう。

すこしでも参考になれば幸いです。


IMG_5534.JPG
2.4GHz用に自作したマグネット基台(5D−SFA仕様の低損失品)
これは、L型コネクターの内部を少し工夫して製作しています。
全長5.5mで2.4GHz帯のロスは2dB以下です。

posted by 7L1WQG at 18:43| Comment(0) | アマチュア無線

2012年06月08日

2400MHz帯のSWR計 2.4GHz


先日、2.4GHz帯のパワー測定をしたいのですが、どんな機器が必要かと?
質問を頂きました。

私は、パワー測定はアジレントのE4418Bと色々なセンサーを使っているのですが
この機器はアマチュア用には高価なので、あまりお勧めできません。
中古で探せば、本体とセンサー類で15万〜20万円程度で揃うと思います。
但し、パワー計ですので、SWRの測定は出来ません。
また、測定パワーによっては、アッテネーター等も必要になります。

そこで、アマチュア無線用のパワー計を紹介します。

品番は「CN−801 Stype」ダイワ製です。
Sタイプが2.4GHz帯に対応しています。

もう廃盤になっているのですが、中古で見つけたら買っておくと良いでしょう。

cn801-1.jpg

cn801-2.jpg

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E4418Bと比較しても、大きな誤差は無いようで、クロスメーターで反射とSWRも
計れるので、とても便利です。

もちろん、1.2GHz帯にも対応していますので、中古で見つけたら絶対に買いですね!

もともと生産数が少ないので、なかなか見つからないと思いますが、何度かオークション
とか、中古販売で見たことがありますので、2.4GHz帯を始める方は、探すと良いで
しょう。

現行では「CN-801GU」が販売されているようですが、1.2GHz帯には対応していないようです。


その他には、BIRD43パワーメーターに2.4GHz帯のエレメントを使うのも
良いかと思います。
これは、現行でも販売していますので入手は難しくないと思います。


posted by 7L1WQG at 10:08| Comment(0) | アマチュア無線

2012年06月04日

堂平山で移動運用しました


6月2日、3日と埼玉県比企郡ときがわ町の堂平山にて

コスモウェーブアマチュア無線クラブのメンバーで、恒例の移動運用を行いました。

6月2日の午後に現地に到着して、アンテナの設営を行いました。
運用周波数は7MHz〜1200MHzで行いますので、各バンドのアンテナを組み立てて
設置を行いました。

20120603-3.jpg

HF帯はV型ダイポールアンテナを、50MHz帯はHB9CVを使用しました。

20120603-1.jpg

アンテナはタイヤベースを使い、ポールに設置しています。

20120603-2.jpg

144MHz、430MHz、1200MHz帯は八木アンテナを三脚に設置しています。
安全のために簡易なステーを張っています。


20120603-4.jpg

6月3日の朝は一面の濃霧でした。


今回は3名で、2日間の運用でしたが、数多くの方と交信できました。

交信して頂いた皆様、ありがとうございました。

参加局:7L1WQG JG1JEQ JG1IUA



posted by 7L1WQG at 10:43| Comment(0) | アマチュア無線

2012年05月28日

6月2日、3日は堂平山で移動運用します


6月2日〜3日にかけてコスモウェーブアマチュア無線クラブ JQ1ZAQでは
埼玉県比企郡ときがわ町の堂平山山頂付近で移動運用の予定です。

個人コールサイン、クラブ局共に運用の予定です。

7MHz、21MHz、50MHz、144MHz、430MHz、1200MHz
さらに時間が有ったらマイクロ波帯でも運用する予定です。
(状況により運用周波数は変更になる事があります)

3名のオペレーターで、SSB、FMで各周波数帯で運用する予定でいます。

2日(土曜日)は夕方から深夜まで、3日(日曜日)は昼ごろまで運用しますので、
聞こえていましたら是非お相手ください。

雨天でも運用しますので、よろしくお願いします。

昨年の移動運用の様子はこちら

7L1WQG



posted by 7L1WQG at 19:00| Comment(0) | アマチュア無線

2012年05月26日

目黒区がアマチュア無線用タワー設置を?


メーリングリストによると、目黒区がアマチュア無線用タワー設置について、要綱を定めるようです。

詳しくはJG1KTCさんのブログに記載があります。

http://cq-out-door.cocolog-nifty.com/jg1ktc/2012/05/post-2128.html

内容は
目黒区のホームページ「アマチュア無線用の高層アンテナを設置するときの届出

に記載があります。

この文章からすると、アマチュア無線以外は必要ないとも読めます。
パーソナル無線、MCA等の業務無線、衛星の受信、ラジオ受信、の為のタワーは・・・・???

内容の詳細は解りませんが、JARLでは対応をしているようです。

「アマチュア無線」のみが対象とは・・・


posted by 7L1WQG at 13:27| Comment(0) | アマチュア無線

2012年05月14日

「アウトドア 移動運用セミナー in 栃木」に参加


今年で第20回になる「アウトドア 移動運用セミナー」に参加してきました。

昨年に続き、今年も栃木県真岡市の「自然教育センター鬼怒自然公園」で盛大に行われました。
今年は120名以上の参加が会ったようで、たくさんの人でにぎわっていました。

参加料はすべて無料で、セミナー講演会と昼食(バーベキュー)が行われました。


早くから、受付待ちの人でいっぱいでした。

20120513-6.jpg


今回は会場に入れきれない程の人数でした!

20120513-1.jpg


オークションと恒例の抽選会が行われました。
オークションの売上金と寄付金は、全額が義援金として被災地に届けられるようです。

20120513-2.jpg


今年はクラブメンバーのJG1IUA局も講演を行いました。

20120513-7.jpg


会場には各社、各局のブースが並び、特価品からジャンクまで、いろいろ販売されていました。

20120513-3.jpg

こちらはコスモウェーブのブース

20120513-5.jpg

20120513-8.jpg


今年も好天に恵まれて、楽しいイベントとなりました。

posted by 7L1WQG at 18:03| Comment(0) | アマチュア無線

2012年05月07日

モービル用 平編アース線

先日行った移動運用では、HF帯、50MHz帯のモービルアンテナを使用しました。

この手のモービルアンテナはアースが重要で、アースが不完全ですと、アンテナの
性能が発揮できず、同調も取ることができません。

そこで、アンテナ基台のアース処理が必要になってきます。

アンテナ基台のアース処理には、平編線が最適です。
もちろん、普通の電線でも構いませんが、太い線でなければ意味無いので、取り回し
が大変です。
電線の容量は8SQ以上が望まれます。

平編線であれば、ドア、トランク等の隙間からアースポイントに接続することが
比較的容易です。

mg816-320.jpg

今回使用したのは 「平編アース線 金メッキ」 でした。

HFから144MHzのモービルホイップにはお勧めです。

posted by 7L1WQG at 11:10| Comment(0) | アマチュア無線

2012年05月05日

恒例の長野県諏訪郡原村移動

昨年に続いて、今年も「長野県諏訪郡原村」で移動運用を行いました。

5月3日〜4日にかけて移動するつもりでしたが、3日はあいにくの
雨天でしたので、運用は4日のみになりました。

今回は、モービルホイップでの簡単な装備での運用になりました。
(先月、車を変えたので、万全の装備が出来ませんでした、残念)

モービルホイップでの運用

7MHzでのモービル運用を急遽考えたので、モービルマウントの、アースが
まだ不十分でしたので、急いで平編線のアース線で、対策をしました。
これでSWRもばっちり下がりました。

20120504-2.jpg


主に7MHzでの運用でしたが、コンディションが今ひとつで、
あまり多くの方と交信は出来ませんでした。

午後になって7MHzのコンディションが悪くなったので、場所を移動して、
隣県の「山梨県北杜市 天女山」で50MHzの運用をしました。

この場所も、東京方面にはあまりロケがよい所でもないので、移動局と数局ですが
交信することが出来ました。

次回は8月に「長野県諏訪郡原村」で7MHzを中心に運用する予定です。



5月13日(日曜日)には「アウトドア 第20回移動運用セミナー 栃木県真岡市」
に参加する予定です。

詳しくは下記のサイトをご覧ください。

http://out-door.jp/seminer-info.html



先月、とうとう車を乗り換えました。
前のE46は、7年間で12万Kmの走行でした。
愛着が有った車でしたが、さすがに12万Kmになると色々な不具合(交換部品)が
出てきたので、乗換えとなりました。(エンジンはとても快調でした!)
今度はE91ですが、どの様に作りこむか、楽しみでもあり、思案するところです。

経過は、ブログで公開するつもりです。 では・・・・



移動運用で楽しむアマチュア無線 無線機と一緒にフィールドへ飛びだそう!モービル&フィールド・アンテナ・スタイル集 自動車や野外で電波を出すためのアンテナ・ガイド 第3巻第4号
posted by 7L1WQG at 13:05| Comment(0) | アマチュア無線

2012年03月19日

城山湖で移動運用

3月18日に城山湖にて移動運用を行いました。
【 JCC:111001 相模原市緑区 】

城山湖には数十年ぶりに訪れました。
今回は下見も兼ねての移動運用となりました。

siroyama-4.jpg

城山湖は人口湖で、揚水発電のために、高台に位置しております。

siroyama-1.jpg

siroyama-2.jpg


湖の近くの高台には「航空神社」があります。
この神社がある高台からは、新宿の高層ビル群までよく見えていました。

siroyama-5.jpg

当日はあいにくの雨模様でしたが、多くの方とアイボール出来て、楽しい移動運用と
なりました。


またまた偶然ですが7K2HKS局とお会いできました。

siroyama-3.jpg
5GHz帯で運用する7K2HKS局





移動運用で楽しむアマチュア無線 無線機と一緒にフィールドへ飛びだそう!モービル&フィールド・アンテナ・スタイル集 自動車や野外で電波を出すためのアンテナ・ガイド 第3巻第4号

posted by 7L1WQG at 09:54| Comment(2) | アマチュア無線