2013年11月11日

サウンドコンテストinお台場

昨日はお台場で行われたサウンドコンテストに参加してきました。

船の科学館の駐車場で行われた、屋外のイベントでしたが、天候はあいにくの強風でした。
でも気温は高めでしたので、なんとか無事に盛況のうちにイベントは終わりました。

今回のサウンドコンテストは4クラスのクラス分けで行われ、38台のエントリーが有りました。
ギャラリーも含めて大勢の方が来場されていました。
また、多数のメーカーのブースも出展されていました。

今回のコンテストは主催者から、ハイレベルクラスの審査員を承り、10台のエントリー車のカーオーディオを聴き比べさせて頂きました。

ハイレベルクラスはフルシステムのオーディオを組まれたクラスです。

じっくり2回ずつ聴いたので、2時間以上かかってしまいましたが、皆さんなかなか凝っていて優劣をつけがたいのですが、審査基準に従って審査させていただきました。

他の審査員ともお話をしたのでしたが、概ね同じ意見でした。
と言っても、皆さんのオーディオのレベルは高く、殆ど僅差の点数になりました。

高得点を得たカーオーディオのシステムは、どれもスピーカーの位相が合っており、音域が広く、また立体感のある音場でした。
狭い車内が、まるでホールに居るような感じにさせてくれました。

また、10台のエントリー車それぞれが、とても工夫を凝らしており、逆に勉強になったりしました。

今年は自分の車が無改造でしたので、来年までには少し変わった改造で参加して見たいと思います。

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2013年03月12日

チェーンアップ・ツィーター


どうしても、高域が足りなく思うときに、「チェーンアップ・ツィーター」を使いますが
先日質問で、

「既存のスピーカーにチェーンアップ・ツィーターを付け加えると、スピーカー
が並列接続されるので、インピーダンスが下がり、アンプが壊れるのではないか?」

と言うものでした。

回答は簡単で、アンプは壊れもしないし、インピーダンスも下がりません。

では、何故でしょうか?

これは、簡単に言うと、2WAY、3WAYスピーカーと同じ原理で、音域ごとに
ネットワークで分離して、各スピーカーに繋がれているからです。

カーオーディオでは、ネットワークをクロスオーバーと言うわけです。


ホームオーディオでも同じですが、もし安易にネットワーク無しで、スピーカーを並列
接続すると、インピーダンスが下がり、アンプに対して負荷が大きくなります。

また、ツィーターなどは、ネットワーク無しでは低音成分が入ると簡単に壊れてしまいます。
絶対にネットワーク無しで接続してはダメです。


フルレンジスピーカーを多数接続する場合は、インピーダンスの調整が必要になります。

実際のシステムでは、もっと様々な特性がスピーカーに複雑に影響しますが、チェーンアップ・ツィーターのように、超高音部分に対しては、それ程シビアではありません。

ホームでは「スーパーツィーター」と言われていますが、やはり超高音部を再生させると
曇っていた音が、クリアになった感じがします。

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スーパーツィーター ST17ALD (ホームオーディオ用)


「チェーンアップ・ツィーター」「スーパーツィーター」は
カーオーディオ、ホームオーディオでもお勧めです。


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2012年09月11日

インパルス・サウンドコンテスト

2012年9月9日にお台場で「インパルス・サウンドコンテスト」が開催されました。

炎天下のなか多くの参加者があり、今回も大変にぎわいました。


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2012年05月17日

HDMI対応 車載用7インチモニター


車を買い換えたために、オーディオ関係を一新しようと思い、新しいモニターを
入手しました。

これは、車内でブルーレイを高画質で見たい為です。希望はHD画質です。

いまでは家庭用の録画機の殆どがHDD+ブルーレイで、録画した番組を車内で見ようと思うと結構大変です。
DVDに録画も出来ますが、画質はかなり悪くなりますし、SD画質では地デジ録画の
意味がありません。
(録画したDVDは、互換性が良くなく、さらにCPRMが問題になります。)

自動車用のブルーレイプレーヤーは有るのですが、対応したモニターは販売されていません。
(唯一あるのは30万もするカーナビだけ)
ブルーレイプレーヤーからHDMI出力が有るのですが、HDMI入力のある車載モニター
で、HDCP対応は、今のところ見たことが有りません。

そこで、今までは裏技を使っていたのですが、これが結構大変でした。
(業務用の小型PCモニターを改造していました)

また、TVの録画ですとHDCPの問題があり、小型PCモニターでは簡単には対応は出来ません。
もちろん音声も出ませんので、単純には使用できませんでした。
(そので、色々な裏技を使っていたのですが・・・)

いままで、色々なモニターで動作確認をしていましたが、ついに対応できるモニターを
見つけました。

スペックはデータシートによると

7 inches 1152000 pixels new Active Matrix TFT LCD
Brightness 450cd/cm square
Contrast Ratio Typically: 500 : 1
VGA Native resolution 800 x 480. Highest resolution is 1920 x 1440.
Maximum Resolution: 1920 x 1440
High Definition 1920 x 1080 display
Built-in speaker 2.5W/8 ohm
Color system PAL - 4.43 and NTSC - 3.58.
Video signal input 0.7 to 1.4Vp-p / 75ohm
Pixel Pitch: 0.0635(W) X 0.1905(H) mm
Voltage 12VDC input, Current 1.2A
Infrared FULL functions remote control
Viewing Angle Horizontal (left/right): 140¢X
(From Centre, CR>=5) Vertical (up/down): 110¢X
LED Backlight Lamp life 50,000 Hrs
Monitor Dimensions: 182(W) x 127 (H)x 32(H) mm
Light net weight: 350g
Power Consumption: 8W

早速、家で動作確認をすると、問題なく家庭用のブルーレイプレーヤーからの出力を
認識して、映像も音声も出ました。
画質もHDで、1080Pにも対応できました。

画像も今まで使ったモニターの中では一番きれいでした。
HDCPも問題ありませんでした。

これがあれば、ブルーレイプレーヤーのみならず、スマートフォン、アンドロイド、
PC、デジカメ等の映像を簡単に表示できます。

いまのところ国内では販売されていませんので、今回は海外から直接輸入しました。

車内に設置したら、再度レポートしてみたいと思います。

posted by 7L1WQG at 09:58| Comment(2) | カーオーディオ

2011年01月06日

ナカミチCD-700の改造-2


本体のメイン基板を外しましたので、これからはデバイスの交換を行います。

まず、オペアンプの交換ですが、基板が両面スルーホール基板になっていますので、オペアンプを外すには、ちょっとコツが必要です。

表面から、ハンダコテ2本を使い、すべてのオペアンプの足に大量のハンダを盛ります。

そして全体を暖めるとオペアンプが外れてきますので、引き抜きます。

このときに、無理に力をかけると基板のパターンが剥離しますので注意します。

オペアンプが外れたら、半田を吸い取り線で余分なハンダを取り去り、フラックスクリーナー等で汚れた基板をクリーニングします。

この作業で、2個のオペアンプを外します。


オペアンプを外した基板

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今度はDAC「PCM1704」の交換です。

PCM1704はノーマルグレードからKランクに交換します。

Kランク品は「CD700U k.kobayashi」にも採用されています。

交換は先程と同じように、

表面から、ハンダコテ2本を使い、すべての足に大量のハンダを盛ります。

そして全体を暖めると外れてきます。


外した基板

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この作業も、熱を加えすぎるとパターンが剥離しますので、注意が必要です。

やはり外れたら余分なハンダを吸い取り、クリーナーで基板をクリーニングします。

交換するPCM1704−K

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基板に正確に位置を合わせてデバイスを乗せて、足を1本ずつハンダ付けしてゆきます。

半田は細い物が使いやすいでしょう。またコテも先の細いタイプを使用します。



交換した基板

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オペアンプにはOPA627BPを使用しております。

この後、コンデンサー類を交換して、端子にナノカーボン処理を行いました。


再度、本体に組み付けて完成しました。

もちろん試聴しましたが、明らかにノーマルのCD−700とは別物の音で、非常に高音質になったのがすぐにわかります。

エージングをしていくと、更に音質が良くなっていくのが楽しみですね!



最後に、もしこのブログをみて改造する場合は自己責任で行ってください。

ナカミチのヘッドユニットは繊細な事もあり、簡単に壊れてしまう事もあります。

メーカー修理も出来なくなることも有りますので、改造のリスクは十分認識してください。



では、では

(ここに記載しているのは個人の改造した記事ですので、当然ながらメーカーの補償等は一切受けられなくなります。同様の改造をする方は自己責任でお願いします。)

posted by 7L1WQG at 09:56| Comment(0) | カーオーディオ

2011年01月05日

ナカミチCD-700の改造-1


今回もナカミチの高級CDプレーヤー「CD−700」の改造を行いました。

このCD−700は初期型と思われる製品でした。

まずは、お決まりの電源ユニットDC-DCコンバーターの改造です。


改造前の基板

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改造後の基板

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お決まりですが、コンデンサーをオーディオグレードの高級品に交換しました。
この改造だけでも、かなり高音質になります。

このDC-DCコンバーターユニットはどうも、CD−700シリーズすべて共通のようです。


この後は本体基板を外します。

まずは前パネルを外します。

ここで、ちょっとビックリ!

フロントパネル裏の基板に改造跡がありました。

オペアンプに空中配線でフィルムコンと抵抗が付いています。

どうもメーカーでトーンコントロール関係の定数を変更したようです。

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それにしても、ちょっと雑な感じがしますね〜

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この後は、CDメカの下にある本体基板の取り外しをします。

基板にあるコネクターをすべて外します。

また、フラットケーブルも外します。

フラットケーブルは強く引っ張ると切れてしまうので、細心の注意が必要です。

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CDを抜いている状態では、CDメカが下にさがっているので、ギアを回して、メカを少し上に上げます。

ナカミチのCDメカはとても壊れやすいので、無理な力はかけてはなりません。

これが取り外した基板ユニットです。

もう何度も見ていますが、これもCD−700シリーズすべて共通のようです。
(機種によって若干の違いもあります)

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これは基本ですが、冬場には特に静電気には注意してください。

今回の改造もですが、作業には静電気対策に静電防止マットで作業し、ミドリ安全の除電ブロアーと加湿器を動作させながら行いました。

もちろん作業着も静電対策品を着ていますよ。

オペアンプ、DACなどのIC類は非常に静電気に弱く、簡単に壊れてしまいます。

ハンダコテもAC100Vを直接接続するタイプは稀に微弱な漏電があり、やはりIC類が
壊れる事があります。

高価では有りますが、対策品のハンダコテを使いましょう。
いわゆるステーションタイプでしたら安心です。

高価なオペアンプをDACを壊してしまうと、高級なステーションタイプのハンダコテが買えてしまいますからね!



今日はこの辺で終わりにします、また続きを書きます。


(ここに記載しているのは個人の改造した記事ですので、当然ながらメーカーの補償等は一切受けられなくなります。同様の改造をする方は自己責任でお願いします。)

posted by 7L1WQG at 21:30| Comment(0) | カーオーディオ

2010年10月19日

BMW E46の改造箇所−2

今回の突貫工事で製作した、メインユニット類です。

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サブウーファーはアリアンテ10S、メインアンプはLX−72、
それに大型のサイン波インバーターです。

アンプの上にパッシブネットワークを設置して、フロントスピーカーにバイワイヤー接続しています。

映像は、フロントモニターにHDMI接続しています。

アンプの制御は赤外線リピーターでコントロールしています。
(快適に動作しました)

サブウーファーのアンプはマッキントッシュのパワーアンプを使用しています。
設置は写真では見えませんが、メインアンプの下に埋めています。
LPFは100Hzで設定しています。

フロントとサブウーファーのケーブルはEXPLORER2.0をチョイスしました。
アンプとの接続にはコスモウェーブのロジウムメッキ仕様のバナナプラグを使いました。


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バナナプラグはホームオーディオでは良く使用しています。
接触面積も広く、しっかりケーブルが固定されるので、とても便利です。

メインアンプのLX−72ですが、音場設定からスピーカーの位相合わせまで細かく設定できるので、とても便利でした。
特にスピーカーの位相は重要で、この機能無しでは正確なセッティングは不可能です。

また最新のブルーレイに対応したDACはカーオーディオ用には存在しないので、この様な構成になりました。

フロント側の紹介は次回に では!


posted by 7L1WQG at 10:34| Comment(0) | カーオーディオ

サウンド・コンテストで見た−2

インパルス サウンドコンテスト会場で、各社のメーカーさんがブースを出していました。

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コスモウェーブさん 毎回、特価品販売をしています。
オーディオケーブルが1000円!の特価になっていました。


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今回の景品です。毎回たくさんの景品が出ていました。
参加者にはもれなく当たるようになっています。
結構、下位の景品が豪華で、数万円の商品が何点もありました!


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入賞のトロフィーです。


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オーディオテクニカさん、高級ケーブルの展示


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エムズラインさん、各社の高級オーディオユニットの展示

その他、有名各社の社長さんがいらしておりました。
貴重なお話も色々と聞けました。



posted by 7L1WQG at 10:05| Comment(0) | カーオーディオ

2010年10月18日

サウンド・コンテストで見た

コンテストで見たオーディオパーツです。

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これはSさんの「モレル・スプリーモ」に張り付いているスーパーツイーター。
非常に小さいスピーカーですが、これがなかなか音質を良くしています。今回は3位に入賞です。やったね!

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非常に凝った手作りのネットワークです。
トランクスペースに棚を作って、設置しています。
18dB/octとの事でした。

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これはちょっと変則設置でした。
CDを鳴らす為だけに9939を使用しています。
アンプはケンウッドの内蔵アンプを使用しています。
操作が大変そうでした。

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おっとこんな所に例ののノイズフィルターが!!

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何故か「セガサターン」がサウンドコンテストに!!
実は中身はパッシブネットワーク!

うけ狙い! いや再利用、エコですね。

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おっとこれは「eiju」の4年ぶりの新製品です。
同軸2ウエイ、ケブラーコーン、アルニコマグネット、ツイーターはチタンダイヤフラム等々、すごい製品!!



今回は知り合い2名が3位入賞でした。
良かった!良かった!

来年のコンテストにはもう少し上位を狙えればですね

では


posted by 7L1WQG at 22:03| Comment(0) | カーオーディオ

BMW E46の改造箇所−1

車はE46ツーリングですが、リアスピーカーは今まではFOCALでしたが、今回のイベント用に交換しました。

バッフルはインパルスオリジナルを使用しました。
材質は人工大理石で、定評がある製品です。
サイズは、外径170mm、内径125mmを使用しています。

スピーカーは15cmのウッドコーンをチョイスしました。
ホーム用ですが、あえて車につけて音質を確めました。
(メーカーでは車載は推奨していませんので、メーカー名は記載しませんが、わかる人には解るとおもいます・・・)

バッフルサイズも、スピーカーサイズも丁度で、しっくり納まっています。

このスピーカーはウーファー用ですが、高域特性も良さそうなので、あえてフルレンジとして動作させています。

スピーカーBOXには吸音材も詰めております。

初めてこのメーカーのスピーカーを使用しましたが、
音質も思っていた以上に良く、価格以上の能力があると思いました。

ちなみにスピーカーケーブルはオヤイデの純銀コートOFC線です。

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 いつもの車 E46ツーリング

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 リアスピーカーとバッフルボード


posted by 7L1WQG at 17:03| Comment(0) | カーオーディオ

サウンドコンテストは終わりました

昨日の「インパルス サウンドコンテスト」は盛況の内、無事に終わりました。

今回もトライアスロンと日程が重なり、通行止めの為にコンテスト会場に来られなかったお客さんも数人いらしたようです。

今回のイベントでは新構成のオーディオシステムを展示しました。

車載オーディオとしては異色の構成で、皆さん驚いていました。

構成は
ヘッドユニットはブルーレイ、HDMI接続で7.1CH再生、モニターもハイビジョン再生をしました。
もちろんモニターにもHDMI接続です。

詳しい構成は下記です

BRプレーヤー

HDMIケーブル5m

AVアンプ → 各スピーカー

HDMIケーブル5m

7インチモニター

車載でこれを現実にするには非常に困難で、HDCP問題、EDID、HDMIのバージョン、ケーブル構成まで、多くの制限事項があります。

もちろん音質もドルビー、THX、DTS等に対応した再生を行いました。

モニターはオンダッシュに7インチモニターを設置しました。

突貫工事の組み上げでしたが、音質も非常に良く出来ました。

車では、マトリックス、マドンナのライブ、等々のブルーレイソフトをデモしましたが、皆さん見入ってしまいまるで映画館、いやそれ以上と好評でした!

フロントスピーカは自作のネットワークを通して、バイワイヤリング接続を行っています。
クロスオーバー周波数は2.2KHzです。

全てのスピーカーは位相特性を調整しています。

また、スピーカーは車載用では無く、ホーム用のスピーカーを設置しました。
(フロントミッド、リア、センターはBOSEのホーム用)

耐久性には問題が有るとは思いますが、実験ですので壊れるまで使ってみようと思っています。

各システムの詳細は後ほど記載するつもりです。

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コンテストの採点ルールー説明を聞く参加者


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イベント参加の車両とデモカー












posted by 7L1WQG at 11:45| Comment(0) | カーオーディオ

2010年10月17日

BMW E46 カーオーディオ大幅改造


明日のイベント(今日だ!)に合わせて、今までチューニングしていました。

今回はスピーカーからヘッド、アンプの全てを交換しました。

たった1日の突貫工事でしたが、何とか形になりました。

音だしした所、今までにない高音質でした。

今回は結構安価なパーツでの構成でしたが、思ったより高音質で、目論見は大成功でした。

エージングも済んでいませんが、今日はお披露目できそうです。

詳しい機器構成は後日ですが、今までのカーオーディオでは考えられない機器構成です。

では、



posted by 7L1WQG at 01:17| Comment(0) | カーオーディオ

2010年10月15日

パッシブ・ネットワーク作りました

長い間、更新していませんでした。

2010年10月17日はインパルスのサウンドコンテストがお台場の第2潮風公園で行われます。

但し、当日はお台場でトライアスロンが行われるので、朝7時半には通行止めになってしまいます。

会場には、早朝に行かなければなりません。


ところで

やっとネットワークを製作することが出来ました。


コイルは前回使用した、FOSTEXのLSコイルを使いました。

コンデンサーはムンドルフ、抵抗はデールを使用しました。

配線材は純銀の単線で、端子類はすべて金メッキにしています。


サイズは結構大きくて、200mm×200mm×70mm
厚いクリアアクリルを台座にしています。

クロスオーバー周波数は2.2KHzで製作しました。


これはツイーターが2KHzでも十分な性能を持っているので
クロスオーバー周波数を下げて、音像定位をよくするためです。


音出しは明日になると思いますが、今回は出来ただけで満足です!



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シンプルな構成ですので、音質は期待できそうです!!



posted by 7L1WQG at 20:21| Comment(0) | カーオーディオ

2010年07月29日

ソニックデザイン・ネットワークの改造 その2

結果報告が遅くなりました。

製作したネットワークをトランクに設置して、その音質を確めようとしたら、とてつもないオルタネーターノイズが発生しました。

原因が解らなくて、色々と配線をいじって見ましたが、解決できず、ふとアンプの電源を切ってみると、まだノイズが聞こえるでは有りませんか!!

ノイズの原因は、ネットワークとスピーカーラインに直接ノイズが飛び込んでいたことでした。

ネットワークの設置場所を変えて、スピーカーラインの取り回しを変えると、ノイズ問題は解決しました。

そこで、やっと音質を確認しました。

クロスオーバー周波数を下げたので、音像定位は明らかに向上して、音質もとても良くなりました。

いままでHEXのネットワークでしたが、自作のネットワークの方が断然!高音質でした。

CD、DVD共に聞きましたが、今までとまるで臨場感が違います。これはお勧めですね!!

セッティングもまだまだですが、これ程の音質が向上するのでしたら、必須ですね。

デジタルプロセッサーを使えば、必要ないかも知れませんが、アナログ的な温かみがある音ですので、長時間聞いていても疲れません。

今回は安価で入手しやすいパーツを使いましたが、今後は高級パーツで試してみようと思います。
ムンドルフなんか良いかも(超高価!)

今度の改造は、カーオーディオのハイビジョン化です。
今時はDVDよりブルーレイですよね。
裏技をいろいろ考えて見ますので、ご期待ください!!

でも、いつ実現できるか??
まあ10月のイベントまでは作り上げたいです。


posted by 7L1WQG at 21:14| Comment(1) | カーオーディオ

2010年06月26日

ソニックデザイン・ネットワークの改造 その1

ソニックデザインのネットワークを利用して(実は使用したのは板と端子だけ)ネットワークを改造製作してみました。

実験的な製作なので、仮組み状態です。

写真が今回製作したネットワークです。まずはツイーター側を製作しました。

net-tu-1.jpg

もう、部品が大きすぎて基板には全く収まりませんでした。(爆)
もちろんケースの蓋は出来ません。

この改造ネットワークは18dB/octで製作しています。

コンデンサーは定評のある、CROSS-CAP製で安価ながら高音質です。

コイルにはFOSTEXのLSシリーズを使いました。

アッテネータにはDALEの抵抗を使用して、約3dBほど減衰させています。

各部品があまりにも大きいので、組んだらこんなになってしまいました。

net-tu-2.jpg

上が改造前のネットワーク(ツイーター用)、下が改造後のネットワーク。

このネットワークのクロスオーバー周波数は約2KHzにしています。
かなり低めのクロスですが、十分低域まで再生可能なツイーターを使っていますので、大丈夫と思っています。

ちなみにツイーターはGRAPHIC PROのツイーターのみを使っています。

音像定位を良くしたいので、低めの設定です。

現在のミッドはダイヤモンドですが、近いうちにスキャンスピークに変える予定です。

音質についてはこれから実験してみます。

現在のシステム
ヘッドユニット:DVI−9990J
DAC:DAI−C990(改造)
アンプ:CM−4000
アンプ:MCC302(ウーファー用)
ツイーター:GRAPHIC PRO
ミッド:HEX S500
ネットワーク:HEX S600の改造
ウーファー:アリアンテ10SI
モニター:CAMOS(改造)
その他:オリジナルのキャパシター多数、オリジナルのリモートフィルター、バッ直、デッドニング、オリジナルバッフル等々



posted by 7L1WQG at 20:24| Comment(0) | カーオーディオ

ソニックデザイン ネットワークの分解

最近ブログを更新していなかったので、続けてのネタ?です。

ソニックデザインのパッシブ・ネットワークを入手したので、分解してみました。

ネットワークはプレミアムラインのSYSTEM−77Rに付属している製品です。

各々、ミッド用とツイーター用の専用ユニットになっています。
そのために、スピーカーユニットには4個ものネットワークが付属しています。

ネットワークのケースは高級なダイキャスト製で、端子も金メッキしてあります。
高級感のあるネットワークです。

SYSTEM77-1.jpg

分解してみました。

SYSTEM77-2.jpg

左がツイーター用で右がミッド用です。

ネットワークは18dB/octになっていました。

使用されている部品から計算してみると、クロスオーバ周波数はかなり高めになっているようです。

コンデンサーはメタライズのフィルムコンで耐圧200Vの物が使われていました。

コイルは四角い鉄芯が入ったものでした。

次回はこのネットワークを改造してみたいと思っています。


posted by 7L1WQG at 18:39| Comment(1) | カーオーディオ

アルパインF#1 DAI-C990の改造

アルパインのハイエンドカーオーディオF#1シリーズのヘッドユニット「DVI−C9990J」の専用D/AコンバーターのDAI−C990を改造してみました。

改造と言っても、今回はコンデンサー回りをオーディオグレードに交換しただけです。

DAI−C990の内部は基板が2枚になっており、下部が電源ユニットとDAC関係とBUS関係、上部基板がアナログ部で、フィルター関係になっています。

コンデンサーの交換は、電源ユニットの出力部とアナログ部回りです。

DAI-C990の改造

コンデンサー交換後の基板(電源関係)



DAI-C990の改造

コンデンサー交換後の基板(アナログ関係)



交換した後の音質は、大幅な音質向上ではなかったが、全体的に音質がクリアになりました。

また低音の伸びがよくなった感じです。

交換前は全体的に音に硬さが有った感じですが、交換後は音の角が取れた感じです。

改造自体は簡単ですが、スペースが少なく、大型のオーディオグレードのコンデンサーは取り付けに工夫が必要です。

基板が多層基板のスルーホール構造ですので、基板からコンデンサーを外すのは、かなり至難です。
無理をすると、パターンを壊してしまいますので、くれぐれも真似をして改造しないで下さいね。


posted by 7L1WQG at 18:21| Comment(0) | カーオーディオ

2010年05月20日

インパルス・サウンドコンテストinお台場

先日、5月16日に恒例のサウンドコンテストが、お台場で開催されました。
今回も参加しました。
愛車の方は準備不足でしたが、新しく参加された方が初参加ながら、3位と好成績でした。
皆さん、お疲れ様でした。

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キャパシターとフィルターを使ってますね!




posted by 7L1WQG at 10:22| Comment(0) | カーオーディオ

2010年01月19日

「CD700U K・kobayashi」の改造3

以前に改造した「CD700U K・kobayashi」を再改造しました。

前回改造し残した部分ですが、出力部のオペアンプを更に交換しました。
これで、フルチューニングになりましたが、その音質はさすがと言うしかありません。

以前、CD700Uをフル改造しましたが、このユニットはコンテストで上位になり、その実力を発揮しました。

今回は「k・kobayashiモデル」の改造ですが、これはアナログ機の最高音質と言っても問題ないレベルの音質です。

先程改造した「CDA−9939J」も高音質でしたが、このユニットと比べると雲泥の差になってしまいました。

凄過ぎます!!

試聴したCDは「YO−YO−MA」と「エンヤ」ですが、チェロの響き、弦のすれる音まで、忠実に再生していました。

さらにこのナカミチユニットの為に、「アルパインCDA−7990のナカミチ改造電源」が用意されているので、更なる高音質が望めそうで、ちょっと恐ろしくさえ思えます。

電源を交換したら、更にレポートをします。

恐るべし「CD700U K・kobayashiスペシャル改造」!!


(ここに記載しているのは個人の改造した記事ですので、当然ながらメーカーの補償等は一切受けられなくなります。同様の改造をする方は自己責任でお願いします。)

posted by 7L1WQG at 20:55| Comment(1) | カーオーディオ

アルパイン CDA-9939Jの改造 その2

電源改造が終わり、早速試聴してみました。

まず初めに感じたのが、高音部の伸びと雑音感が明らかに違います。
ノーマルは高音部にザラザラ感があったのですが、これがかなりクリアになりました。
そして高音の伸びが良くなりました。

低音部もかなり改善されて、全体的に音域が広がった感じです。

今回はオペアンプの交換が出来なかったのですが、電源部の改造は本体の外にある為に簡単に出来ます。

これは絶対にお勧めです。

また、外部のDAコンバーター「DAC−111」でも試聴しましたが、これも少し音質が上がった感じがします。

これが電源ノイズが改善された結果かも知れません。

この機種は改造すると「CDA−7990J」に匹敵する音質になるので、お勧めの機種ですね。


(ここに記載しているのは個人の改造した記事ですので、当然ながらメーカーの補償等は一切受けられなくなります。同様の改造をする方は自己責任でお願いします。)

posted by 7L1WQG at 17:48| Comment(3) | カーオーディオ