2022年05月27日

マキ電機24GHzトランスバーターの修理改造の続き-2

マキ電機24GHzトランスバーターの修理改造の続き-2

基板に多数のねじ止めを追加して、簡易的であるがTX側の調整を行ってみた。
(M2ネジを多数追加した)

LOやIFの最適レベルを調べてみた。
もちろんLO、IFの同軸類は外して、コネクター等に交換。
この基板の場合、LOは-6dBmが最良で、IFは0.5Wが良かった。
約10dBmの出力を得られた。
IF:1280MHz
LO:11370MHz

波形を見ても問題無さそうである。
但しよく見ると、変調が少し乗っているので、電源部の発振が疑われる。

更に修理を進めてみる・・・
posted by 7L1WQG at 16:00| Comment(0) | トランスバーター

マキ電機24GHzトランスバーターの修理改造の続き

マキ電機24GHzトランスバーターの修理改造の続き

ワンボードを取り出して見ました。
20220527-6.jpg

色々と問題が有り、ちょっと大変そうです。
まず、基板の浮き上がり。
これはこの製品では良くあることで、ここは必ず修正しないと、うまく行かない。
動画では良く解らないかもしれないが、2mm以上浮いている場所が有る。

20220527-8.jpg

IF切り替えが抵抗分配になっている。
機能的には問題無いのだが、RX側にIFアンプが無いので、
受信出力が少なくても4〜6dBは減少する。
24GHzでは厳しい値。
手持ちのリレーを入れて元の回路に戻す予定

20220527-7.jpg

LOが1.5Dの同軸で配線されている。
LOは11GHz帯なので、1〜2dBは減少する。
ここも改善したい。

電源回りだが、空中配線でケミコンも怪しい。
ここは手直しする必要がある。

まずは一つ一つ作業を進める事とする。
posted by 7L1WQG at 11:00| Comment(0) | トランスバーター

2022年05月25日

タイヤの交換

タイヤの交換をしました。

ここは20代の頃からお世話になっている「タイヤフィッター」さん。

メーカ指定のダンロップのタイヤもかなり減っていたので、やっと交換。
ダンロップはかなり走行音が大きかったので、今回はヨコハマのADVAN FLEVA V701をチョイス。
標準指定でサイズは、フロントが225/40R19、リアが255/35R19

20220525.jpg

タイヤフィッターさんは何時ものように作業が早くて、こんな扁平タイヤでも約15分で終了。
走行した感じは、走行音はかなり静かになり、乗り心地もとても良くなった。

この車は4輪駆動車、4WDで前輪がデフロックされているのだが、駐車時のガタガタ感はかなり良くなった。
このチョイスは正解かもしれない。

後は、スポーツ走行はしていないけれど、約400馬力のパワーに耐えてくれれば良いのだが・・・
posted by 7L1WQG at 00:00| 自動車

2022年05月19日

10GHz帯トランスバーターの修理

以前から行っている、10GHz帯トランスバーターの修理
 
今回はパワー部の修理を行いました。
 
電源類がケミコンの液漏れで壊れており、多くの部品を交換して調整。
何とかパワーが出るようになった。
これで一安心
 
10Gmap.jpg

10Gmap-2.jpg

入力は9dBm程度で23dBm(200mW)の出力が得られました。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | トランスバーター

2022年04月28日

5、6GHzのスカラーホーンの試作

5、6GHzのスカラーホーンの試作をしてみた。
リングを付けて見たので、これから溶接しないと。

22020428.jpg
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アンテナ

2022年04月15日

1200MHz帯LNAのゲインを変更

先程の1200MHz帯LNAのゲインを変更した物。
ゲインは約26dBです。
BPFの特性も良好でした。

lna1200ex-2.jpg
posted by 7L1WQG at 20:00| Comment(0) | プリアンプ・LNA

1200MHz帯のLNA

新しく開発した1200MHz帯のLNA

1.2GHz帯で使用出来るHEMTが少なくなり、新たなpHEMTで回路設計をし直しました。

実験した所それなりの値が出たので、今後はこの回路になります。

lna1200ex-1.jpg

GAIN:21dB(可変可能 最大30dB)
NF:0.67
p1:20dBm
BPF内蔵型、同軸給電に対応、サージ保護

LNA-BPF1200EX.jpg

もう少し実験してみます。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | プリアンプ・LNA

2022年04月13日

マキ電機製の24GHz帯トランスバーターの修理

改造して欲しいと昨年お預かりしたマキ電機製の24GHz帯トランスバーター。

22020413-1.jpg

キット品なのか?改造されている。
何か色々とありそうなので、分解。

22020413-2.jpg

LOにsolilockが付いている。

22020413-3.jpg

取り敢えず外して、基本性能の確認をしてみた。
出力ケーブルに1.5D-2Vが使われている。
11GHz帯に1.5D-2Vは流石に?

22020413-5.jpg

基本性能は出力-17dBm、PLLロックは問題無さそう
でも、スプリアスが盛大に出ている。
ここは何か対策をしなければならない。

今日はここまで、対策を考えてみる。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | トランスバーター

2022年04月11日

M57762用基板

新しいパワーモジュール用基板を製作しました。
今まで使用していた三菱の1.2GHz用MosFETパワーモジュールの入手が困難になり、旧型のM57762用の基板を再設計しました。
入力側の基板上に3dBのATTが入っています。
1W入力で、13.8V動作の時、約24Wが得られました。
安全性を考えても、この程度で十分かと思います。
出力側にはLPFが入っております。
また、出力計用の回路も簡易ですが有ります。
スプリアスは出力24Wの時に約23uWですので、新スプリアス
基準を十分クリアしています。
直下リニアが数台ですが、製作できそうです。
LNAも新型を開発中なので、今後実験してみます。

m57762-2.jpg

m57762-1.jpg
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(2) | パワーアンプ

2022年04月06日

TDKの50cmパラボラ

TDKの50cmパラボラ用の金具を製作しました。

トランスバーターが載せられるように、大きめに製作しています。
オール・アルミ製です。

*備忘録
パラボラの焦点距離
f = (D^2) / (16*C)
D:パラボラの直径
C:パラボラの深さ

このTDK501のパラボラのF/D比は約0.28でした。

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posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アンテナ