2018年07月06日

24GHz帯ホーンを製作しました

24GHz帯ホーンを製作しました。

最近、数人の方から24GHz帯のホーンが欲しいとの問い合わせがあり、製作してみました。

手持ちの六角アルミ棒を旋盤で加工してみました。
(機械加工は得意でないので、精度が出るか?)

簡単に図面を書いて、加工したのですが、小型旋盤で穴グリは大変でした。
(独学の機械加工なので・・・)

何とか出来たので、調整と測定を行い、マアマアの結果が出ました。

製作に結構時間がかかったので、これを数作るのはしんどいな〜

36678025_2072993626307326_5822260187603402752_n.jpg
posted by 7L1WQG at 10:10| Comment(0) | アンテナ

2018年06月22日

セラコンの誤差

セラコンの誤差

町田にあるパーツ店で購入したセラミックコンデンサー(DIP)の誤差について調べてみた。
144MHz帯のフィルターに使っていたが、どうも特性が悪いものが有るので、調べた次第である。
(交換しても改善できなかったり、問題なかったり、大変な手間がかかってしまった)

調べた値は0.5PFだが、実際の誤差はプラス0〜1PF近くあった。
殆どはプラス0〜0.5PF程度であるがそれでも値は0.5PF〜1.5PFにもなる。
お店の方は中華製と言われていたが、この誤差は何の数値のコンデンサーを使っているか解らないほど、大きい。

測定方法だが、基板にコネクターを付けて、ネットアナでその通過損失を測定した。

c-05-ji.jpg
測定に使用したコンデンサーと測定治具(右端が国産の1pF)

簡易的なインピーダンス測定である。
マーカー周波数は150MHzとした。
比較用に国産の1pFのセラコンも測定してみた。


下記が測定結果

c-05-a.jpg
中華製セラコン0.5pF Aの値 150MHzで-24.36dB

c-05-b.jpg
中華製セラコン0.5pF Bの値 150MHzで-26.01dB

c-05-c.jpg
中華製セラコン0.5pF Cの値 150MHzで-19.22dB

c-05-d.jpg
中華製セラコン0.5pF Dの値 150MHzで-22.54dB

比較用に国産の1pFのセラコン(ムラタ製)も測定してみた。

m-1-a.jpg
国産のセラコン1pFの値150MHzで-20.34dB

この値では、0.5pFの表記の意味が無いほど誤差があることがわかる。

国産のDIPタイプの0.5PFはもう販売していないので、これは困った。
やはりチップ(SMD)で設計すればよかった・・・・
(キット化したかったので、わざわざDIPにしたのが災いした・・)

後日、ムラタの0.5pFを入手したので、さっそく特性を計測してみた。
(デッドストック品を見つけた)
先日と同じ治具を使い、同じ測定方法で行ってみた。

m-05-a.jpg
ムラタ製セラコン0.5pF Aの値 150MHzで-25.335dB

m-05-b.jpg
ムラタ製セラコン0.5pF Bの値 150MHzで-25.330dB

m-05-c.jpg
ムラタ製セラコン0.5pF Cの値 150MHzで-25.245dB

m-05-ji.jpg
ムラタ製セラコン0.5pF 
測定で使用した治具

結果、通過損失の誤差は約0.1dBであった。
中華製は7dBもの違いが有ったが、さすが国産品!!
ここまで性能の差があると愕然!です。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アマチュア無線

2018年06月19日

5.6GHz帯用のパラボラアンテナの給電部

5.6GHz帯用のパラボラアンテナの給電部を製作しました。

これがあれば、BSアンテナ(TDK)やプライムフォーカス・パラボラディッシュに接続して、使用できます。
(推奨F/D比は4.5〜5です)

手作りで製作しています。
因みに、同軸管の外径は10mmとなります。

35540753_2055976274675728_3951333314903670784_n.jpg

35654420_2055976191342403_1334120776051195904_n.jpg
posted by 7L1WQG at 10:16| Comment(0) | アマチュア無線

2018年06月18日

TCXOの特注品

先日、大手の水晶発振器メーカーの方が来社されて、色々と技術的なお話を聞かせて頂いた。

今まで使用していたメーカー(M社)のTCXOの経年変化や、性能のバラツキが多くて難儀していたが、水晶を製造する上での技術的な事を色々と教えて頂いた。
(もしかして使っていたのはM社ではないですか?とズバリ言われてしまった)

早速、TCXOの試作品が出来上てきたので、試験してみて、問題なければ、今後はこのメーカーに特注すると思う。
ウチのような小さな会社の技術相談も受けて頂き、さらに大手なのに少量ロット生産もして頂けるそうである。
アマチュア無線の機器に、ここまで拘る私も・・・・だが
ありがたい話である!!

その後、特注していたTCXOが出来上がってきて、テストしてみた。

今まで使用していたM社のTCXOは1ppmのスペックで、4480MHzでは約2〜3KHzの変動が有った。(変動の多いものは5KHz以上変動があった)
*4480MHzは5.6GHz帯トランスバーターのLO用

今回、特注したTCXO(KDK製)だが、同じスペックで製作していただいたのだが、連続3時間の変化量は僅か200Hz程度の変化だった。(電源ONからの変化 M社と同じ基板、環境で試験)
僅か0.05ppmの変化量である。
温度が安定すると、数十Hzしか変動がないようだ。

短時間の試験だが、この性能なら長時間でも問題ないと思う。(経験上)

性能は大丈夫と言われていたが、流石である。
更に周波数のふらつきも少なく、これなら安心して使用できそうだ。

35151358_2051923565080999_6488491099332542464_n.jpg
posted by 7L1WQG at 11:14| Comment(0) | アマチュア無線

2018年06月08日

430MHz帯直下プリアンプの製作

430MHz帯直下プリアンプを製作しました。

どうしても、マイクロ波アンプの様な形になってしまいます。

2018-430m-1.jpg

一応、300W(SSB)対応です。
ゲインは約22dB NFは0.6以下

使用している同軸リレーはCX520DのSMAタイプです。

キャリコンは無しで外部コントローラーを使用します。

2018-430m-3.jpg

特性はこんな感じです。

2018-430m-2.jpg
 
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(6) | プリアンプ・LNA

2018年06月03日

山口県マイクロ波帯入門研修会

今年も「山口県マイクロ波帯入門研修会」に参加させて頂きました。

34268765_2046103562329666_2460261639149060096_n.jpg

34462038_2046104268996262_1696908275473186816_n.jpg

34370752_2046103595662996_1785498663217266688_n.jpg
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アマチュア無線

2018年05月26日

ジャンクデバイスの実験

都市鉱山で発掘した金(デバイス)です。

33226060_2042291322710890_5327267281208606720_n.jpg

もったいないので、パワーアンプの実験をしました。

ジャンクの基板を改造して、5.6GHzで試しましたが、5.6GHzではパワーは出ませんでした。

33553535_2042291412710881_6679408524558073856_n.jpg

その後、基板を2.4GHz帯に改造して再実験しました。

33663901_2042291499377539_2807462371541385216_n.jpg

2.4GHzでは上々で、約10mW入力で、1.2Wの出力が得られました。

33525805_2042291546044201_7642239269179752448_n.jpg

このデバイスは、5.6GHz帯ではパワーが出ない仕様かもしれません。
(1.9GHz帯の業務基板の外しなので、帯域が伸びていないのかも知れません。3GHzを超えると極端にパワーが出なくなります)
昔も同じデバイスなのに、5.6GHz帯ではパワーが出ない製品がありました。
今後、どの様に利用するか考えます。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アマチュア無線

2018年05月20日

宮ヶ瀬のフィールドミーティング

宮ヶ瀬のフィールドミーティングに参加
今回も多くの方とアイボールできました。

32911942_2039389786334377_5156366722864775168_n.jpg

33117522_2039389793001043_1063628086550986752_n.jpg

32934643_2039389809667708_4824815541334048768_n.jpg

32949518_2039402879666401_894572852315947008_n.jpg

32887333_2039402896333066_1749824033496498176_n.jpg

32873676_2039402932999729_1931237632398852096_n.jpg

32937250_2039402972999725_5188062383213379584_n.jpg

32892527_2039389826334373_8654849664014614528_n.jpg

32910919_2039409559665733_864294196167573504_n.jpg
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アマチュア無線

2018年05月09日

同軸ケーブルの位相変化についての実験

同軸ケーブルの位相変化についての実験

2.4GHz帯でケーブルの位相変化について実験してみた。

同軸ケーブルは1.5D-QEV フジクラ製
フジクラのケーブルは性能が良いので、大きな変化はないと思うが、やはり2.4GHz帯では変化が観測できた。

両端にSMAJコネクターを付けて位相の変化を見た。

ケーブル長は2mで大きなU字型でキャリブレーションをとり位相を0度とする。
そのケーブルを直径10cm程度にぐるぐる巻き位相を測る。

f-1.jpg
大きくU字に曲げたとき 2427MHz 0.46deg

f-2.jpg
直径10cmにグルグル曲げたとき 2427MHz 6.06deg

その変化量は約6度でした。

安価なケーブルの場合はもっと変化すると思われます。
細い同軸は曲げただけでも、位相が変化することが解りました。

*細い同軸ケーブルを曲げると、漏れ電波の影響や、容量の変化もあり、影響が出るので、複合的な要因と考えられます。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アマチュア無線

2018年05月07日

マイクロ波発信機の修理

また修理の話題です。

とある国立大学から、特注で製作したマキ電機製の発信機の修理依頼が有りました。

一度修理をしたようですが、信号にノイズが混入して、使用できないとの事でした。

発振周波数はキャリアのみの発信で、規格は、2.5GHz、5.0GHz、10.0GHzの3波で、最大50mWの出力です。

早速、波形をスペアナで見てみると異常が確認できました。

sg-1.jpg
5GHz 異常発振

sg-2.jpg
2.5GHzも異常発振

キャリアに不規則な変調が有り、スプリアスも多く見られます。

早速分解をして修理をしようと思いましたが、非常に込み合った作りで、分解するのに難儀しました。

sg-3.jpg
いわゆるLOが3段重ねの状態、パワーアンプが2段設置されている。

全て分解して、原因を探ると、電源周りからの回り込み、以前と同じ様に、回路定数の不具合、等々が確認できました。

全てのユニットごとに、一つ一つ対策と改良を行い、また調整を取り直して、問題を解決することが出来ました。

sg-4.jpg
修理完了後の5GHzの波形、他の周波数も同じ様に綺麗になった。

すべてを詳しくは記載できませんが、無事に修理完了しました。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(0) | アマチュア無線