2016年04月22日

TS−790Gの1200MHzユニットの修理

TS-790Gの1200MHzユニットの修理を行いました。

数年前から1200MHzユニットの感度が20dBも悪くなっておりましたが、試験用のトランシーバーなのでそのまま使用していました。

ここの所、更に受信感度が悪化したので、修理をしました。

TS−790Gの1200MHzユニットは、上蓋を開けるとすぐに見えます。
ユニットの上部のネジを外すと、基板が見えてきます。

タッピングネジと皿ネジで止まっていますが、皿ネジ数本が固着しておりました。
ポンチとハンマーで皿ネジを緩めて、何とか蓋を外しました。

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写真の上部が送信部のパワーモジュールで、2段構成です。

基板の下部が、受信部の初段ユニットです。

回路図を見てみると、初段のデバイスは「MGF-1302」のはずですが、外してみると、黒い四角のデバイスが付いていました。

ts790g-3.jpg

手持ちの「MGF-1303」と交換して、受信状況を調べてみると、すこぶる良好で、CWモードで-140dBmでも難なく聞こえました。

ts790g-2.jpg

特に他には不具合がなかったので、送受信のテストをして、終了となりました。

1200MHzオールモード機は貴重なので大事に使うことにします。
posted by 7L1WQG at 12:48| Comment(0) | アマチュア無線

2016年04月11日

430MHz帯プリアンプ 再調整


久しぶりに、430MHz帯プリアンプを製作しました。
これも以前製作したものを再調整してみました。

キットで製作しやすいように、DIP部品を多用しています。
性能的にはチップが良いのですが、一般の方が作りやすい
様に考えています。

それでも、最新のデバイスですとそこそこの性能が出ます。

簡単に調整して、NF:0.5 ゲイン16dBの値が
得られました。
この基板は殆ど無調整でも性能が出るように製作しています。
MMIC仕様の単電源動作です。

lna-bpf430c-640-1.jpg
ネットワークアナライザーの画面

lna-bpf430c-640-2.jpg
NFアナライザーの画面

NF値が少し波打っているのは、外来電波の影響です。
この手のUHF帯プリアンプは、シールドケースに入れない
と、性能が出ません。
ケース無しでは全く測定できない状況です。

特に屋内はPCやルーター、LED電球、等の発する電波で
大きな影響を受けます。
最近は、電波環境が悪くなり、プリアンプ等の製作には
注意しないと何を計測しているのか解らなくなります。
困ったものです。
posted by 7L1WQG at 22:21| Comment(0) | プリアンプ・LNA

2016年04月10日

BMW 3シリーズ・ツーリングのフォグ交換


久しぶりに休みが取れたので、以前から気になっていたフォグランプの交換をしました。

BMWの3シリーズ(E90,E91)は、ライト(電球も)を交換するのに、タイヤを外し、タイヤハウスのカバーも外して、やっと交換できる、少し厄介な場所にあります。
カバーはバンパーや、アンダーカバーにも共締めされています。

今回はスタッドレスタイヤの外すのと同時に、フォグライトを交換しました。
このシリーズに多く発生する、フォグランプのクモリ(劣化)で表面が白くなっています。
こうなると、磨いても取ることは出来ず、本体の交換が必要になります。

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劣化したフォグランプ こうなると交換が必要

ジャッキアップして、タイヤを外し、タイヤハウスのカバーを外すとフォグランプが見えてきます。(右下側)
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外してみると、新品と比べてかなり劣化しているのが解ります。

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左側が新品

交換すると、やはり綺麗ですね。

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交換したフォグランプ

せっかくここまで分解したので、イカリング(エンジェルアイ)の電球もLED化しました。
イカリングの電球はヘッドライトユニットの下側になります。

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カバーを外して、LEDと交換しました。
(T-15のトルクスドライバーが必要です)
私の場合10WのLEDにしたのですが、カバー内のリブがLEDユニットに干渉したので、リブを削りました。

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一緒に先ほど交換したフォグランプもLED化しました。

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HIDバーナーも6000Kに交換してあったので、全てのライト(HIビーム以外)が白色となりました。
タイヤ交換と、左右のフォグランプ交換とLED化の作業で、半日を費やしてしまいました。

完成して、色を見ると統一化されて、見た目もかなり良くなりました。

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今回の修理改造の全ての費用を合わせても、2万円弱で出来ましたので、かなり格安での修理改造でした。
posted by 7L1WQG at 17:44| Comment(0) | BMW

2016年03月19日

1200MHzハンディ機 TH59の調整


ケンウッドの1200MHz帯ハンディ機 TH59を整備しました。
このハンディ機は感度もよく低電圧で動作するので重宝している無線機です。

最近、周波数ズレが気になってきたので、調べてみました。

th59-1.jpg

1295.200MHzで送信してみると、測定結果は1295.194MHzでした。約6KHzもFズレしています。
早速分解して調整してみました。

この機種は分解が簡単で、ツマミ2個を外して、ゴムカバーを外し、裏面のネジ2本を外すと、開きます。
(フラットケーブルが有るので、そっと空けます)

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本体側の矢印のところのケミコンの脇に有るトリマーが周波数調整用です。
送信しながらトリマーを回して調整しました。

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調整の結果、100Hz以内まで調整できました。
但し温度変化で数100Hz程度の変動は有ります。

th59-4.jpg
1295.200MHzで送信

受信感度と送信出力と変調度も調べましたが、こちらは問題が有りませんでした。

この無線機ももう少し頑張ってもらいます。
(トランスバーターの親機に重宝です)
posted by 7L1WQG at 15:04| Comment(0) | アマチュア無線

2016年02月25日

ATAS−120アンテナの改造

今回は移動運用に改造した「ATAS-120」を使った移動運用とアンテナの実験をしました。

移動運用先ではレンタカーを使うことを前提でセッティングを考えて、マルチバンドで小型のアンテナを考えてみました。

そこでATAS-120ですが、標準のエレメントが貧弱で、とても移動運用には使えそうになかったので、2.5mのロッドアンテナを付ける改造を行いました。
(標準のエレメントは2φのステンレスエレメントで長さも1m近くあるので、持ち運びは不便です。)

移動運用では半固定運用なので、ロッドアンテナで強度は問題有りません。

まず改造にあたっては、ロッドアンテナを付ける金具を製作しました。

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M8の真鍮ネジに3φの真鍮棒を取り付けています。

ATAS-120のエレメントは2φなので、本体の穴を3φにドリルで穴あけをします。
ここは慎重に行います。

エレメントを留めているステンキャップスクリューネジを交換します。
M4✕6に交換しました。

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本体にカバーをはめ込んでから、アダプターを差し込んで、キャップスクリューネジで留めます。
その後、金具にロッドアンテナをねじ込みます。
ロッドアンテナのネジはM8です。

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ロッドアンテナなので縮めると非常にコンパクトになります。

atas120-6.jpg


移動運用ではレンタカーを使用しますので、マグネットマウントを使用することにしました、但し、アースの問題もあるので、カウンターポイズ用のアダプターを自作して、大型A4サイズのマグネットアースを使用しました。
今回はカウンターポイズは1本で十分でした。

カウンターポイズアダプターは金メッキ端子に2SQ単線4本と、金メッキのギボシ端子をつけています。

atas120-2.jpg

レンタカーは日産のキューブでしたが、アースも良好で、一発で7MHzにチューニングが取れました。
ちなみに、無線機はFT-991Mを使いました。

すべての部材はコンパクトに出来て、十分カバンに収まるサイズでした。

atas120-1.jpg
移動運用の様子

約30分しか運用しませんでしたが、7MHzで4局、18MHzで1局と交信出来ました。
何れの局ともパイルの中、1回でピックアップして頂きました。

ハイバンドはロッドアンテナを縮めることで対応できました。
posted by 7L1WQG at 14:42| Comment(0) | アンテナ