2020年08月18日
天体写真撮影
天候が良かったので、8月15日の夕方に家を出て、天体写真撮影に出かけました。
帰宅は16日の午前4時の弾丸ツアーでした。
初めての場所で撮影しましたが、すでに先客がおられ、皆さん考えている事は一緒の様でした。
今回初めて使う口径71mm 焦点距離350mmの小さな天体望遠鏡で撮影しました。
一晩中、快晴の天候で、沢山の写真が撮れました。
(失敗作も多数ありましたが・・・)
干潟星雲
網状星雲
アンドロメダ星雲
北アメリカ星雲
M22球状星団
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| 天文
2020年08月02日
フィールドデーコンテストに参加
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| アマチュア無線・コンテスト
2020年07月20日
ネオワイズ彗星
天候が良くなる予報でしたので、山中湖まで撮影に行ってきました。
現地には多くのギャラリーがいました。
今回もポタ赤に135mmのレンズで撮影です。
雲間に何とか写真撮影が出来ました。
ネオワイズ彗星
2020.07.19
山梨県南都留郡山中湖村 パノラマ台
サムヤン135mm(F2.0 F4に絞る) ISO3200 10秒X10
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| 天文
2020年07月05日
6m&DOWNコンテストに参加
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| アマチュア無線・コンテスト
2020年06月23日
5.6GHz帯パワーアンプの試作−2
前回は24GHzの基板を改造して実験しましたが、今回は新たに基板を作成してみました。
回路構成はほとんど変わりませんが、このMMICはスプリアスが多いので、基板上にLPFを追加しました。
結果的には出力がフィルターの損失分減りましたが、スプリアスは大幅に改善できました。
電波法(新スプリアス規制)に準拠しています。
結果は
周波数:5760MHz
電圧:DC8V
電流:約1.7A
入力:10dBm
出力:約1.8W
ドレイン電圧:DC6V
ゲートバイアス:約-150mV
ドレイン電流:1.2A(set)
1.8W出力時の最大スプリアス強度は約10uWでした。
これで暫くは5.6GHz帯で遊べそうです。
10mW入力時の出力
スプリアス
最大のスプリアス強度(電波法 新スプリアスの規定内)
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| パワーアンプ
2020年05月02日
タカハシEM−2赤道儀の修理
タカハシの赤道儀「EM-2」を修理してみました。
症状は、「電源を入れても動作しない、LEDも点灯しない」と言う事でした。
電源を入れてみると、確かにLEDも点灯しません。
その上、電流も全く流れません。
このEM-2は97年製造で、この時代のタカハシ赤道儀の電源はセンター・マイナスです!!
間違ってセンタープラスのアダプターを接続すると、瞬時に壊れます。
内部の基板を見てみると、逆接防止や、過電圧防止等の保護回路は有りませんでした。もちろんヒューズも有りません。
この時代は、電池での駆動が一般的でしたので、このような簡易な回路になっていたのかもしれません。
電源と各ICが直結されていました。
分解してみると、まずスイッチが壊れていました。
スイッチをパスして接続しても、動きませんでした。
ステッピングモーターの各抵抗値を測定すると、約70Ωなのでステッピングモーターは大丈夫そうです。
やはり、電源を逆接をしたのでしょう。
この時代のデバイスは殆どディスコンで入手は困難です。
たまたま代替になりそうな部品が有ったので、早速購入して修理してみました。
基板は両面のスルーホールなので、まずICの足を全てニッパーで切断して、その後に残った足を、1本1本外していきます。
基板を綺麗にして、ICを付け替えます。
取り敢えずモーターの代わりに100オームの抵抗負荷で出力波形をオシロで見てみました。
一応、大丈夫そうでした。
せっかく分解したので、電源をセンタープラスに改造して、更に保護ダイオードとレギュレーターを基板の裏に追加しました。
再度基板を赤道儀に組み込み、モーターの回転を計測しました。
問題無く動作しているようです。
これで、修理は完了としました。
ネット等で検索すると、この回路構成はミザールやケンコーのモータードライブでも使用されているようです。
全く同じ構成の回路のように見えるので、誰かが設計した物を各社で使っていたのでしょうか。
基板上には、回転数(分周比)が選べるようになっていました。
モーターのギヤ比が変わっても、汎用性を持たせたのでしょう。EM-2は1/500のギア付きモーター(ユニポーラ)です。
ちなみに水晶は三田電波製と思われます。
負荷容量は27PFでした、ここにトリマーを付ければ、ステッピングモーターの回転数の微調整が可能になると思います。
修理は自己責任で行ってくださいね。
症状は、「電源を入れても動作しない、LEDも点灯しない」と言う事でした。
電源を入れてみると、確かにLEDも点灯しません。
その上、電流も全く流れません。
このEM-2は97年製造で、この時代のタカハシ赤道儀の電源はセンター・マイナスです!!
間違ってセンタープラスのアダプターを接続すると、瞬時に壊れます。
内部の基板を見てみると、逆接防止や、過電圧防止等の保護回路は有りませんでした。もちろんヒューズも有りません。
この時代は、電池での駆動が一般的でしたので、このような簡易な回路になっていたのかもしれません。
電源と各ICが直結されていました。
分解してみると、まずスイッチが壊れていました。
スイッチをパスして接続しても、動きませんでした。
ステッピングモーターの各抵抗値を測定すると、約70Ωなのでステッピングモーターは大丈夫そうです。
やはり、電源を逆接をしたのでしょう。
この時代のデバイスは殆どディスコンで入手は困難です。
たまたま代替になりそうな部品が有ったので、早速購入して修理してみました。
基板は両面のスルーホールなので、まずICの足を全てニッパーで切断して、その後に残った足を、1本1本外していきます。
基板を綺麗にして、ICを付け替えます。
取り敢えずモーターの代わりに100オームの抵抗負荷で出力波形をオシロで見てみました。
一応、大丈夫そうでした。
せっかく分解したので、電源をセンタープラスに改造して、更に保護ダイオードとレギュレーターを基板の裏に追加しました。
再度基板を赤道儀に組み込み、モーターの回転を計測しました。
問題無く動作しているようです。
これで、修理は完了としました。
ネット等で検索すると、この回路構成はミザールやケンコーのモータードライブでも使用されているようです。
全く同じ構成の回路のように見えるので、誰かが設計した物を各社で使っていたのでしょうか。
基板上には、回転数(分周比)が選べるようになっていました。
モーターのギヤ比が変わっても、汎用性を持たせたのでしょう。EM-2は1/500のギア付きモーター(ユニポーラ)です。
ちなみに水晶は三田電波製と思われます。
負荷容量は27PFでした、ここにトリマーを付ければ、ステッピングモーターの回転数の微調整が可能になると思います。
修理は自己責任で行ってくださいね。
posted by 7L1WQG at 23:59| 天文
2020年04月10日
UTV-5600B2の修理
今回は旧型のUTV-5600トランスバーターを修理しました。
(前面のパワメーターが大きいタイプ)
修理はかなり大変でした!!
症状は、電源を入れると、送信状態になったままになるので、修理してほしいとの事。
このトランスバーターはとても綺麗で、殆ど使ってない様子です。
内部の写真(LO関係)
まずは電源ONでやはり送信状態。
内部を見てみると、電解コンデンサーの液漏れが発生している。そのせいで、電源部の多くが不良でした。
かなり液漏れしている
ケミコンをいつものOSコンに交換して、7660や78L05も交換して、再度動作確認。
送信状態は直り、キャリコンも正常動作になった。
ケミコン等交換後
ドレイン電圧とゲートバイアスも正常な値になった。
送信してみると、波形が変、スプリアスも多い
パワー部を見てみると、MGF0904の1段アンプ。
この部分のコンデンサーも液漏れしているので、交換する。
パワー部や、LO部、各段のGaAs-FETを再調整してみる。
受信は良好
パワーアンプ部 見た目は綺麗
しかし、送信パワーは出ているが、送信波形に変調が乗っている。
更にキャリアの近くに、不安定な大きなスプリアスが有る。
CWモードで送信しているのに、波形に変調が乗っている
LO部の電源にコンデンサーを追加
しかし、状況は改善しない。
LOの波形は綺麗だから問題ない感じである。
切り分けするために、パワー段から順に切り離していくが、症状の改善は無い。
ミキサーだけでも、スプリアスが出ている。??
しかしLOの波形は問題ないので、ミキサー部のダイオードを疑ったが、これも問題ない。
親機?と思ったが、やはり問題ない??
SGから1280MHzを入れても、スプリアスが有る?
仕方が無いので、パワーアンプのRFは切り離しているが、ユニットを外してみる。
そうすると、スプリアスが止まる。!!
パワー部の何処かが発振していると思い、単体で調べるが問題ない。??
結局原因は、パワーアンプの外についている、7810レギュレーター。
7810の出力は外して、調査していたが、7810に無負荷でも電源が入ると、レギュレーターが発振しており、その発振波形が電源を逆流してLOの電源に変調をかけていたことが原因だった。
(リレーの電源と7810が接続されていた為)
もちろん、コンデンサー類は全て交換してあったが、関係なく発振していた。
こんな事は初めてだ!!
部品交換後のパワーアンプ部
ケースの外についているのが、7810レギュレーター (交換済み)
ここまでで3時間近く費やした。
7810を交換して、再度すべてを組み立てて、また調整。
今度は波形も綺麗だ、スプリアスも殆ど出ていない。
パワーも、受信感度も問題ない。
やはり初期型のUTV-5600は性能が良い。
これで、やっと修理終了。
修理後のスプリアス測定 殆どスプリアスは無い
いやはや、時間が掛かった。
posted by 7L1WQG at 00:00| Comment(2)
| トランスバーター
2020年04月04日
IC-1275の修理
IC-1275の修理
今回はIC-1275の修理をして欲しいとの事。
どうも私のHPを見ての連絡(お知り合い)
現象は、他の1275に比べて感度が低い、プリアンプを接続したときの空Sが少ないし、感度が少し悪いと感じるとの事。
FETが壊れているかも知れないので、修理してほしい、
何れも、中古で購入した物と言われていた。
検査してみると、感度や周波数を見ても、特に問題無し。
他の1275が改造されているのでは?と思うが、と回答したが
どうしても感度を上げてほしいとの事で、
バランスが崩れるが、SSB帯1294.3MHz付近を
最大感度に調整することにした。
右端のトリマー付きケースがBPF
右側の2個が受信用、左側2個が送信用
RX段の初段のGaAs-FETの後に、BPF2段が入っている、
この部分を、フラット調整から、ピーク調整にすると数dBは
感度アップできるので、1294.3MHzにピーク調整。
その後、IFアンプ部も最大感度に調整。
これで、かなり感度アップ出来た。
本当はAFアンプuPC2002のカップリングコンデンサーも
値が小さすぎるので、交換したいのだが、今回は他人のリグなのでやめておいた。
ネジが潰れていたので、新品に交換して終了。
自分のIC-1275も壊れているので、修理しないと思いながら
ほったらかし。
今度修理しようか・・・
今回はIC-1275の修理をして欲しいとの事。
どうも私のHPを見ての連絡(お知り合い)
現象は、他の1275に比べて感度が低い、プリアンプを接続したときの空Sが少ないし、感度が少し悪いと感じるとの事。
FETが壊れているかも知れないので、修理してほしい、
何れも、中古で購入した物と言われていた。
検査してみると、感度や周波数を見ても、特に問題無し。
他の1275が改造されているのでは?と思うが、と回答したが
どうしても感度を上げてほしいとの事で、
バランスが崩れるが、SSB帯1294.3MHz付近を
最大感度に調整することにした。
右端のトリマー付きケースがBPF
右側の2個が受信用、左側2個が送信用
RX段の初段のGaAs-FETの後に、BPF2段が入っている、
この部分を、フラット調整から、ピーク調整にすると数dBは
感度アップできるので、1294.3MHzにピーク調整。
その後、IFアンプ部も最大感度に調整。
これで、かなり感度アップ出来た。
本当はAFアンプuPC2002のカップリングコンデンサーも
値が小さすぎるので、交換したいのだが、今回は他人のリグなのでやめておいた。
ネジが潰れていたので、新品に交換して終了。
自分のIC-1275も壊れているので、修理しないと思いながら
ほったらかし。
今度修理しようか・・・
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| 修理
2020年03月31日
5.6GHz帯パワーアンプの試作
5.6GHz帯パワーアンプの試作
新しく、5.6GHz帯のパワーアンプの実験をしました。
デバイスはEMM5074VU(住友デバイス)です。
基板は以前に試作した、24GHz帯用を使いました。
テフロン基板 0.4mm
デバイスの形状が同じなので、そのまま使えました。
結果は
周波数:5760MHz
電圧:DC8V
電流:約1.7A
入力:8dBm
出力:33dBm以上
ドレイン電圧:DC6V
ゲートバイアス:約-180mV
ドレイン電流:1.3A(set)
以上の結果でした。
デバイスは現行品なので、入手が出来れば、5.6GHz帯のパワーアンプに問題なく使用できそうです。
EMM5074VU
https://www.sedi.co.jp/pdf/EMM5074VU_ED2-0.pdf
新しく、5.6GHz帯のパワーアンプの実験をしました。
デバイスはEMM5074VU(住友デバイス)です。
基板は以前に試作した、24GHz帯用を使いました。
テフロン基板 0.4mm
デバイスの形状が同じなので、そのまま使えました。
結果は
周波数:5760MHz
電圧:DC8V
電流:約1.7A
入力:8dBm
出力:33dBm以上
ドレイン電圧:DC6V
ゲートバイアス:約-180mV
ドレイン電流:1.3A(set)
以上の結果でした。
デバイスは現行品なので、入手が出来れば、5.6GHz帯のパワーアンプに問題なく使用できそうです。
EMM5074VU
https://www.sedi.co.jp/pdf/EMM5074VU_ED2-0.pdf
posted by 7L1WQG at 13:02| パワーアンプ