2016年02月09日

新型 1200MHz帯プリアンプの製作

新デバイスで1200MHz帯プリアンプを製作しました。

基板はいつものストリップライン基板で、今回デバイスは初段にHEMT「FHC40LG」を使用して、2段目はMMIC「PGA-103」の構成です。

NF測定は昨年新調したAglentのNFアナライザー「N8973A」とノイズソース「N4001A」(校正済み)で行いました。
この測定機の組み合わせは、かなり正確な値が測定できます。

まず、ネットワークアナラアイザーで調整した後、NFアナライザーで微調整を行い、最良点を見つけました。
中心周波数は1294.5MHzとしました。

測定中、レギュレーターの発熱で、プリアンプのケース温度が30度以上になりましたが、NF値は0.55でした。(ケースを触ると暖かく感じるので、結構な温度と思います)
ケースを暫く放置して少し冷やし、20度近くで再測定した所、NFは0.47まで下がりました。

lna1200bpfdx3-500.jpg

ストリップラインの簡易なLNA回路でこの値はかなり良いとお思います。
本当は回路を変えてもう少し追い込みたい所ですが、再現性を重視して、旧回路構成のままです。

今後、このデバイス構成が1200MHz帯プリアンプの標準としたいと思います。
posted by 7L1WQG at 21:49| Comment(0) | プリアンプ・LNA

2016年01月25日

フリーマーケットは盛況でした

今年はじめての、マイクロ波フリーマーケットは盛況でした。
富山県からいらした方も、今回初めての参加の方も、また
出版社の方もいらして、大いに賑わいました。

フリーマーケットの後には、新年会も行われて、
マイクロ波談義に花を咲かせました。

次回は3月27日(日)です。
posted by 7L1WQG at 11:21| Comment(0) | アマチュア無線

2016年01月06日

マイクロ波フリーマーケット

次回は2016年1月24日(日曜)です。

会場は神奈川県川崎市多摩区西生田1-15-2 平山プラザビル駐車場
小田急線読売ランド前駅 徒歩5分 11時より開始13時ごろ終了
(株式会社コスモウェーブの前の駐車場です)
posted by 7L1WQG at 15:46| Comment(0) | アマチュア無線

2015年10月24日

24GHzパワーアンプ

24GHz帯パワーアンプの実験をしました。
元々は23GHZ帯のネットワーク機器に入っている
アンプの様で、入力がSMAJ、出力がWR42になっています。
シリアルから見ると1997年製?と思われます。

24gamp-1.jpg

24gamp-2.jpg
WR42導波管出力

あまり期待はしていませんでしたが、結構な出力が得られました。
24.020GHzで実験したところ
入力レベル0dBmで飽和出力でした。
-3dBm付近で飽和するようです。
出力は650mWが得られました。

24gamp-3.jpg

24gamp-5.jpg

24gamp-4.jpg

電源はDC6Vの単電源で、約500mAの電流でした。
発熱はそれ程無いようです。
しばらくするとパワーが落ちてきましたので、放熱は
必要と思います。

500mW程度で使用するのが良いのかもしれません。
posted by 7L1WQG at 19:02| Comment(0) | パワーアンプ

2015年10月20日

1200MHz帯トランスバーターの製作-5

今年から実験している1200MHz帯のトランスバーター
のその後ですが、
新しい基板を設計し直して、どうにか上手くいきました。

trv1200-1.jpg

前回はIF周波数を430MHz帯で実験したのですが
どうもスプリアスが強くて難儀していました。
(ミキサー内で発生している)

今回はオーソドックスなIF周波数144MHz帯で実験
して、上手く出来ました。

ワンボードのTRVで製作して、パターンでBPFを作製した
ので、サイズが大きくなってしまいました。
基板サイズは5.6GHz帯TRVと同サイズです。
基板は0.6mmのFR−4です。裏面は全面GNDです。

マイナス電源は使用していないので、調整は楽です。

実験の結果は

IF周波数:145MHz
LO周波数:1150MHz
RF周波数:1295MHz
IF入力レベル:5dBm
LO入力レベル:10dBm

送信出力:20dBm

受信コンバージョンゲイン:21dB

以上の結果でした。

trv1200-2.jpg


写真は送信時のスペアナ画面です。


144MHz帯で5mWも入力すれば100mW以上の
出力が得られます。

スプリアスも−60dB近くに抑えられたので、法的問題も
クリアできます。
送信時の消費電力はDC8Vで約160mAでした。

出力が100mW以上有るので、他のトランスバーターのIF
用には十分ですし、更に10Wまで出力を上げるのも簡単です。

まだLOの製作が残っていますが、今回もPLL、2cH-LO
の設計を考えています。
145MHzで1295MHzと1280MHzの2波が可能に
なります。

LO周波数は低いので、他の製品でも良いかもしれません。
(ぴるる等)

posted by 7L1WQG at 22:56| Comment(0) | トランスバーター